ハンドル付きで鞄から取り出しやすいKindle専用ケース
Kindle Paperwhite専用 リバーシブルインナーケース |
日本で「Kindle」のサービスが開始され、端末についても初の日本向けKindleとして「Kindle Paperwhite」が11月19日に発売された。Amazon.co.jpでは事前予約でかなりの注文を集めたと見られ、11月22日時点で、次の入荷が2013年1月12日と案内されている。量販店など一部店頭でも販売しているが、品薄になっているようだ。
さて、筆者はAmazon.co.jpでの予約開始後すぐに予約したこともあり、「Kindle Paperwhite」(Wi-Fi版)については発売日に入手できた。しかし、ケースの類は全くチェックしていなかったため、発売日が目前に迫ってから、あれこれ探し始めたのである。
Kindle本体をスッキリと装着できる、Amazon純正のフリップタイプのカバーがまず候補の筆頭に挙がるところだが、筆者は、端末の使用中はケースなどを外した本体のみの状態で使いたいと思っていたため、今回は単純なケースを探した。
といっても、「Kindle Paperwhite」専用を謳う製品はまだまだ少ない。そこでAmazonのKindleのアクセサリーを紹介しているコーナーで探し、見つけたのが、今回紹介する「リバーシブル インナーケース」である。メーカーはエレコムだ。このケース、エレコムが7インチや10インチのタブレット用として展開しているインナーケースを、「Kindle Paperwhite」専用に仕上げたものだ。
まず目につくのは丸いリングの取っ手。インナーケースということでバッグの中などに入れることを想定した製品だが、この取っ手のおかげで非常に取り出しやすくなっているのだ。バッグの中にタイトに詰め込んでも、この取っ手でぐいっと引き抜ける。
この製品にはファスナーが使われておらず、取り出し口に設けられた取っ手を、反対側の穴に通すことで取り出し口を閉じるという仕組みもユニーク。リング部分はシリコンゴム製でぐにゃりと曲がるので、伸びる本体素材とあいまって、穴を通すのも簡単。ちなみに閉じた状態でも、本体のUSB端子にアクセス可能だ。
伸縮性のある本体の素材は合成ゴムで、さらにリバーシブル仕様。基本は黒だが、取り出し口の縁取りは濃紺、内側は紫と微妙にグラデーションを意識した配色だ。黒を表にしている場合、メーカーロゴのタグは内側に位置するなど、“メーカー色”はかなり控えめ。文字などのプリントも一切無く、「Kindle Paperwhite」のシンプルな本体デザインに沿った内容といえる。
価格はAmazonで1480円と手頃で、いいことだらけに思えるが、問題点らしいポイントは“臭い”だろうか。ショックを吸収するためもあり、本体の素材は合成ゴム。パッケージから取り出したばかりだと、けっこうなゴムの臭いがする。またこの臭いが移りやすく、身近な場所に置いてある、置いてあった場所がふとした瞬間に分かってしまう。数日もすると臭いは薄れるのだが、ゴムの臭いが苦手な人はパッケージから取り出して数日放置するなど、工夫したほうがいいかもしれない。
本体素材は合成ゴムで伸縮性に富む。取り出し口を閉じるには、取っ手部分を反対側の穴に通す | 「Kindle Paperwhite」にぴったりのサイズ |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
Kindle Paperwhite専用 リバーシブルインナーケース TB-KIN1NCBK | エレコム | 1480円 |
2012/11/26 06:00