英単語を思い出せる、サイバーすぎるおもちゃ

「ボグルフラッシュ」。5つのアルファベットから単語を作るのだ！

　すごいおもちゃが登場した。タカラトミーから発売されている「ボグルフラッシュ」は、5つのブロックにそれぞれ表示されるアルファベットを並べて、3～5文字の単語を作り上げるおもちゃだ。誰もが5つの液晶付きブロックが、隣り合わせると連携するその様に「うぉ、クール！ 凄くサイバーな感じ！！」というファーストインプレッションを感じるはず。

　ゲームモードは、制限時間内で単語をできるだけ多く見つける1人向けゲーム「ボグル」、制限時間内で5文字の単語をできるだけ多く見つける1人向けゲーム「ボグル5」、多人数でも遊べる、5文字の単語作成ができたら次の人に渡す「ボグルパス」の3種類があるが、「表示されたアルファベットを組み合わせて単語を制限時間内に沢山作る」という基本は変わらない。5つのブロックでも遊べるが、4つのブロックでも遊べる（その場合は2～4文字の単語を作る）。

　言ってしまえば「リアルもじぴったん」（※もじぴったんはひらがなで単語を作るテレビゲーム）なのだが、アルファベット版もじぴったんともいえる内容で、すごく難しい。例えばパッケージには「『A』『P』『N』『S』『T』を合わせて『PANTS』で正解！」とあるけど、それ以外に何の単語があるかというと、「SAN」「PAST」などとなっており、あんまり想像できない筆者。対象年齢は8歳以上と書いてあるが、小学生向けというより、英語勉強中の学生や大人が、頭の引き出しに詰め込んだ英語の記憶を素早く取り出す練習用として使うとすごくいい感じた。パッケージには「2011ゲーム・オブ・ザ・イヤー受賞！」とはあるものの、万人向けというより、英語が苦手な人は買うと遊べず閉口してしまうかもしれない。

　タカラトミーが販売しているが、これは米Hasbro社の製品なので、アルファベットオンリーも致し方なしと思うところだが、将来的にひらがな版が出ればぜひとも買ってみたい。そういう製品が出れば日本人同士のパーティで盛り上がりそうだし、子供も遊べそうだ。

「R」「E」「T」「O」「N」から「TON」を並べると正解の反応	並んで表示されるとクール！

専用ケースでコンパクトに片付けられる

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