iPadをお風呂で楽しむのに便利な専用防水ケース「iKappa」


iPad専用防水ケース iKappa

 防水ケータイの登場以来、ほとんど欠かさず何かしらの端末を持って入浴するようになったわけだが、スマートフォンでもそれは変わらず、防水ではないものは何らかの袋に入れるのが当たり前になった。それでも、これまで持ち込んだ最大サイズは、7インチのGALAXY Tab止まり。浴槽の縁に置くにも限界があるし、これ以上大きくてもなぁ~なんて思っていたのだが……。

 入浴時に使っていたiPhone専用袋が老朽化したため、新しくしようと訪れた店で、巨大なiPad用も存在することに気づいた。それがこの「iKappa」である。“アイカッパ”と読む。もうちょっとおしゃれな名前はなかったものかと思いつつ、試さずにいるのもどうかという気持ちになり、購入。iPad 2を入れて試してみた。

 薄い本体保護ケースなら装着したままでもこの袋に入るが、袋との摩擦が生じて、少々入れにくい。思い切ってカバーなしで入れるほうがいいようだ。口は二重ジッパータイプで、付属のツマミをスライドさせると、一気に閉じられる。なお、ツマミははずせるので、閉じるときだけ取り付ければよい。

 袋ごしのタッチ操作は良好で、画面もかなり綺麗に見える。入浴しながら、昼間にiPhoneで撮影したご飯の写真などを見て悦に入ったり、写真共有サイトなどで気になるカメラで撮影された写真を眺めたり、調べものをしたり、SNSにコメント書いたりと、普段室内でやっていることが、入浴中でも普通にできるようになった。特に横向きにしての読書や、雑誌の購入、閲覧などがお気に入りである。字も読みやすいし、本を見開きで読んでいる感じがして具合がいいのだ。ただ、防水とはいえ、あまり大量の水滴がついてしまうと、iPadが反応してしまうので、手でサッと払っている。また、iPad専用だけに面積が広い分、どうしても表面がヨレてしまい、多少指にひっかかりが生じることは避けられないようだ。このあたりは仕方ないだろう。

 ジッパーの両端が飛び出しているので、横向きにして立てかけようとすると邪魔なのだが、最小限で無駄のない感じが気に入ってしまい、気がついたら、お風呂の友がiPadになっていた。自分でもまさかiPadをお風呂で使うようになるとは思っていなかったのだが、持ち込んでみるとなかなかいい具合なのだ。見たいニュース番組があるときなどは、ボルカノフロー入りのiPhoneも持ち込んでテレビ代わりにしつつ、やはり入浴中のメインはiPadだ。

 といいつつ、iPadのサイズに慣れてくると、防水仕様の10インチ・タブレット端末も若干気になり出すから、物欲とは恐ろしいものである。


広げてみたところ。早い話、ジッパー付きの1枚の袋だジッパーは二重になっている
付属のツマミをスライドさせて閉じるiPad 2を入れてみた。背面ケースなどはないほうが入れやすい
ほぼピッタリサイズ画面もみやすい
もちろん防水機能もばっちり。落下させないよう気をつけている

 

製品名製造元購入価格
iPad専用防水ケース iKappaラスタバナナ1280円

 

(すずまり)

2011/11/29 06:00