「ecolux LED電球」で、扉をあけるだけで明るくなるトイレが簡単に実現
ecolux LED電球 |
センサーで自動的にスイッチがオン/オフされる電球はありがたい。拙宅では玄関先に「ECOPA2」を取り付けているが、これが過去数年に渡っていい仕事をし続けている。これは暗くなったときだけ、人を感知して点灯してくれるので、無駄がなくて助かっているのだ。今年に入って初めて電池を交換したのだが、なんと6年も稼働しつづけていたことを知って驚いた。
一方、最近、トイレの電球が壊れてしまい、交換せねばならなくなった。そこで浮かんだのがセンサー付き。たまに人が入ってくると点灯するトイレがあるが、あんな感じにできたらいいのにと思ったのである。とはいえ、人の出入りがあるわけではない自宅のトイレなので、自分でオンオフすれば済む話……と諦めつつ、新しい電球を買いにでかけたら、スーパーの棚に、人感センサー付きの電球「ecolux LED電球」を見つけたのだ。
「ecolux LED電球」は、全長123mm、外形60mm、重さ150gで、一般の白熱電球よりは大ぶり。消費電力は6.0Wで、全光束は300lmである。電球そのものに赤外線受動式の人感センサーを内蔵しているので、ソケットにクルクルと取り付けるだけで、あっという間に人感センサー対応となる、非常にイージーな製品だ。電球を2.5mの高さに設置した場合、真下向きに360度、半径3mの範囲で感知してくれるという。もちろんトイレだけでなく、玄関でも廊下でも、「口金E26で電球が下向きになる開放型器具」として取り付けられる場所なら、どこでもセンサー対応にできる。周囲の明るさが100~150ルクス以上のときは点灯しないというから、親切だ。ただし密閉型器具や、調光機能のある器具や回路、リモコンのついた器具には使えない。
さっそく取り付け、トイレに入る前にスイッチを入れたがつかない。壊れたか? と不安な気持ちで入ったところ点灯した。その後30秒ほど点灯して、消灯。ウォームアップと呼ばれる動作だったようだ。それ以降、基本的に電源はオンの状態で使用する。トイレの扉を開けた段階で点灯し、扉を閉めれば(人の姿が消えれば)5分後に自動的消灯する。たまに消し忘れることがあるので、これはちょっと嬉しい。明るさは昼白色相当で、気持ち暗めだろうか。不自由のない明るさではあるが、煌々とした感じではない。消えるときはフェードアウトするように、ゆっくり暗くなる。
人感センサー付きLED電球は便利だが、これが増えると自分で消す習慣が失われやしないか……と若干心配になりつつも、その恩恵にあずかっている次第である。
サイズはやや大きめ | 中央が人感センサーらしい |
E26口金に対応 | 電球を取り付けるだけで、人感センサー導入完了! |
製品名 | 発売元 | 購入価格 |
ecolux LED電球 | アイリスオーヤマ | 2380円 |
2011/10/6 06:00