手脂取れて画面ピッカピカ！ 「スマートフォンふきふき」

小林製薬の「スマートフォンふきふき」。コンビニやドラッグストアで取り扱ってます。メガネ拭きの近くに置いてあることが多いみたい

　最近、コンビニやドラッグストアのメガネふきなんかのコーナーに置かれているこの「スマートフォンふきふき」。スマホの画面をキレイにしたい方に、筆者、本気でオススメしちゃいます。効果抜群です、これ。

　指脂、お菓子食べながら触っちゃったら植物油脂、さらにそんな脂にまみれた綿ぼこり状のものとか画面についているでしょう。それをこれでゆっくり、やさしくすーっと一度だけ画面を横切らせてみてください。仕上げの乾拭きとかは必要ありません。それだけで全部取れるんです、すごくキレイに。ケータイの画面ってホントはこんなにキレイだったんだっけ……と見とれてしまうほどキレイになります。

　このスマートフォンふきふきの実体は、1回使いきり、超速乾性のウエットティッシュです。

このスマートフォンふきふきの実体は、1回使いきり超速乾性のウエットティッシュです。1枚ずつパッケージングされてます

　用途としては、スマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機のようなタッチパネル画面、携帯電話のような硬い保護膜のある液晶画面などをふきあげることで、画面に保護フィルムが張ってある場合でも使えます。保護フイルムがピッカピカになります。

　最近、スマートフォンの画面を拭くクロスが売られていますが、それらとの違いは湿式であるということで、スマートフォンのタッチパネルやケータイなど、ある程度以上硬い表面に合わせた素材で作った不織布に、イソプロピルアルコールが染み込ませてあります。イソプロピルアルコールの界面活性作用（洗剤のCMなどでやっている、汚れを面から浮かせて取るってことです）で脂などを画面からはがして不織布でふきとってしまうわけです。

　だから、この製品で画面をキレイにするにはクロスのように細かく手を動かしてごしごし汚れを取るのではなく、すーっと、ゆっくり画面上を一度拭くだけで済ませられます。

すーっと、ゆっくり画面上を一度拭きすると画面がピカピカに！　この輝きっぷりはすごいです。乾式クロスでは味わえないキレイ感
ためしにカールを食べてその指に化粧用ファンデーションを付け、画面にべったり指紋をつけ、乾かしてみました。しかし、スマートフォンふきふきですっとなでると……すっかりキレイです。これはすごい

　ちなみに、一般におてふきに使われるウエットティッシュと違って、不織布に水分が含まれておらず、純粋なイソプロピルアルコールが使われています。なので、仕上げの乾拭きはいりません。なお、画面をふいたらティッシュも、画面も、数分でカラカラに乾いてしまいます。乾いてしまったら、もう一度拭いてもその性能を十分発揮することはできません。一度パッケージを開けたら、ささっと拭いてしまいましょう。

　この「スマートフォンふきふき」は1枚ずつパッケージに入っていて、使い捨てです。1箱12枚入りで200円前後の価格で販売されています。コストパフォーマンス的にも、まぁまぁなのではないでしょうか。

　なお、このスマートフォンふきふき、箱裏面の説明にあるようにスマートフォンや携帯電話、タブレットには使えますが、テレビやパソコンといったやわらかい液晶画面には使用できないとのことなので、この点だけはご注意を。不織布の材料か作り方に、タッチパネル程度の強度がないと傷が付いてしまうような箇所があるのでしょうか。

　できれば、不織布の素材などの説明もあれば満点をあげたかったのですが……、それにしてもこのふき取りの実力はすごいものがあります。これまでの画面ふき取りにちょっとでも不満のあった方は、試してみてください。

1箱12枚入りで200円前後で販売されています。コストパフォーマンス的にもまぁまぁかと	パッケージ裏面に「パソコンなどやわらかい液晶画面には使えない」と注意事項が。不織布の素材の問題なのでしょうかね？