スマートフォンと同時持ちしやすい、スリムなメモ帳「サーキット」
マザーアースと、サーキットの6冊セット |
生活のあらゆるシーンでスマートフォンが活躍する昨今。あっ! と思った瞬間、スマートフォンでメモをとるか、紙のメモ帳とペンを手に取るか、これは非常に悩ましい問題。もうずっと悩んでいる。手書きアプリの中には、どんどん進化して書き味を増しているものもあり、一瞬迷う。起動からメモを取り始めるまでの時間と、文字から絵まで書ける自由度の高さから、筆者の場合、7:3の割合で紙とペンが先行している。
でも! せっかくスマートフォンがあるのだから、やっぱりメモ帳は持たずにいられたらいいような気もする……と、デジタルとアナログの狭間を、相変わらず揺らめいているうちに、「Thinking Power Notebook」から、また新しいメモ帳が出た。スリムでコンパクトな大学ノートの「サーキット」(Circuit)だ。
「Thinking Power Notebook」は、つばめノートをベースにしながら、サイズや形など使用感にとことんこだわって独自性を発揮している「Thinking Power Project」のオリジナルブランド。表紙をイラストレーターのYOUCHANが担当しており、従来の大学ノートにはない個性的な雰囲気を醸し出している。
今回の「サーキット」のデザインは、6冊分そろえると、1つの電子回路のイラストになるところがポイントだ。回路好きのハートをくすぐるのはもちろんだが、経験も発想も、ある瞬間に繋がって1つになることがあるが、そんな風に、すべてはどこかでつながってるんだよな、という思いにさせるデザインなのだ。
また、iPhone 4に重ねると、そのまま違和感なくグリップできるというサイズも見逃せない。iPhone 4を土台にして手書きメモが取れるというのは、ある意味かなり斬新かもしれない(笑)。iPhoneへの、いや、手書きメモアプリへの対抗ではないかと思えるほどだ。ホント、このiPhone 4とセットにしたときのグリップ感は、病みつきになりそう。
サーキット専用のレザーカバーとして「マザーアース」も用意されている。とてもソフトで、出触りのよい革カバーなのだが、個人的には、どうにかして「マザーアース」にiPhone 4と一緒にセットできないものかとこねくり回してしまったほどである(当然無理なのだが)。
そんなわけで、スマートフォンと一緒に携帯しやすいメモ帳をお探しの方がいたら、この「サーキット」をぜひオススメする次第である。
箱と袋から出してみた | サーキットは横にならべると電子回路の絵が完成する |
よく見ると、芸の細かさがわかる | ノートはおなじみの切り取り線入りで、文字を邪魔しない罫線 |
サーキットとiPhone 4と並べてみた | マザーアースにはお馴染みの絵が |
ノートの背表紙を差し込むだけで、簡単にとりつけられる | サーキットをマザーアースの中にセットしたところ |
iPhoneとサーキットを重ねて持つと、かなりいい感じに! ペンもろとも、なんとかセットにしたい! |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
サーキット(1冊) | Thinking Power Project | 250円 |
マザーアース(1冊) | Thinking Power Project | 1900円 |
2011/7/20 06:00