iPhone用充電器でFOMA/ソフトバンク端末を充電する変換アダプタ
製品パッケージ |
iPhoneユーザーのうち、一般的なケータイと併用、つまり「2台持ち」をしているユーザーは相当な割合にのぼるはずだ。実際の割合については知る立場にないが、すくなくとも筆者の周囲にいるiPhoneユーザーはほぼ全員が「2台以上持ち」であるし、筆者自身も2台持ちだ。iPhoneで地図やホームページを見ながら別の端末で電話をかけるといったこともできる上、バッテリー持続時間が短いiPhoneの寿命を伸ばすためにも、この構成はなにかと重宝する。
そんな2台持ちの欠点は、言うまでもなく持ち歩きの際にかさばること。本体はともかくとして、出張など宿泊を伴う外出の際、あわせて2台分の充電アダプターを持ち歩く必要があるのはかなりわずらわしい。これまでずっと1台で使ってきて、新たにiPhoneを購入して2台持ちになるユーザーにとっては、持ち歩く荷物が増えるのはわりと苦痛だろう。
こうした場合に便利なアイテムが、iPod/iPhone用の充電ケーブルを使ってFOMA/ソフトバンク3Gのケータイを充電できる変換アダプタだ。このアダプタがあれば、iPod/iPhone用の充電ケーブルさえ持ち歩けば、いざという時にFOMA/ソフトバンクのケータイの充電ができるようになる。わりとキワモノに見えるが、たんにコネクタの形状を変換しているだけなので、仕組み自体はそれほど特殊ではない。
一般的にバッテリの持続時間はケータイに比べてiPhoneのほうが短いと思われるので、ふだんはiPhone用の充電ケーブルを持ち歩き、いざという時にアダプタを取り付けてFOMA/ソフトバンクのケータイを充電するというスタイルは、理にかなっている。ストラップに取り付けられるようになっているので携帯も容易だ。メーカーが推奨する充電方法ではないので使用はあくまで自己責任ということになるが、2台持ちユーザーにとって試す価値のあるアイテムだと言えるだろう。
※純正品以外での充電は、各製品における保証の対象外となります。皆様の自己責任でご利用ください。
製品本体。ストラップが付属し、ケータイなどに取り付けることができる | Dockコネクタ側 |
FOMA/ソフトバンク ケータイのコネクタ側 | パッケージの注意書きを見る限りでは、Apple純正のDockコネクタUSBケーブル以外で使わないよう注意書きがあるが、筆者がサードパーティ製のケーブルで試した限りではとくに問題はなかった |
実際にSoftbankケータイに充電している様子。コネクタがやや硬いことを除いては、問題なく利用できる |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
RK-HK111W | ラディウス | 780円 |
2010/7/6 06:00