顔文字アスキーアートの回転スタンプ「kaoiro」


20キャラクター7列で顔文字アスキーアートをスタンプできる

 日本は平成の今も、“印鑑大国”だ。憧れのIT企業に入れば、紙のタイムカードがIDカードに代わっても、出張の承認にはわざわざハードコピーをプリントアウトして承認印を押したりすることが当たり前のように行われている。

 ハンコといえば、実印や認印などいつも印面が同じで変わらないモノというのが一般的理解である。しかし、社内郵便の発月日などを記入するために、毎日変化する日付印も、ハンコ商売のもう一方の売れ筋アイテムだ。

 日付印や部品番号、製造番号など、その構成要素が数字であるモノは多い。一般的に「回転印」と呼ばれるモノがその代表だ。

 回転印には、ブルドーザーや戦車のキャタピラーのようなゴムベルト状の周囲外側に必要となるであろう数字や特殊な文字を予め刻印してある。それらゴムベルトが複数列並んでおり、必要に応じて任意の列を回転させて全体として意味のある文字列を生成する。

 そんな回転印の特徴をうまく活用した、現代的で面白い回転印がある。顔文字や絵文字と言えば、ケータイ文化と思う人が多いが、デジタルの世界で古典的アートに属する“アスキー顔文字”の世界はもっと古い。そんなアスキー顔文字の世界を、伝統的な回転印で創り出してしまったのが「kaoiro」だ。

 1列に顔や表情を構成するパーツは、「輪郭」が2種、「目」が8種、「口」が5種、「手」が4、そして、この世界ではお約束の“汗”が1種、全部で総構成パーツは20種類。そしてこれらが7列並んだ回転印で作れる顔文字は全部で2000種類だ。

 スタンプの色を変えることで、さらにバリエーションを楽しむことができる。さて、ありきたりの顔文字ではなく、ユニークでオリジナルな顔文字はどのくらいできるだろうか?。皆さんの創造力に期待したいところだ。はぶふぁん!

発想の原点はごく普通のナンバー回転印と同じありきたりだが、すぐに作ってみたくなる典型的なアスキー顔文字だ
百均で購入した、赤黒2段のスタンプ台が経済的で便利いくつか組み合わせてみたが、スタンプカラーでバリエーションを増やすのが楽だ

商品名実売価格購入場所
kaoiro(カオイロ)2700円ギンガミ株式会社直販サイト

(ゼロ・ハリ)

2010/6/24 06:00