リーガルパッドデザインのメモボード「Desktop Memo Board」


シンプルなパッケージで販売されている

 米国人や外資系日本駐在企業のビジネスマンは、デジタル時代になっても、黄色いリーガルパッドが大好きだ。ちょっと前までは、「リーガルパッド」と「Blackberry」、そして「BICボールペン」が彼らビジネスマンの三種の神器だった。

 そのため、米国ではこれら3種の神器の延長線上に並ぶ応用製品が市場に溢れている。最新のiPad用アプリのメモ用紙にも典型的な、黄色いリーガルパッドイメージが採用されている。

 そんなリーガルパッド・デザインを採用した金属製メモボード「Desktop Memo Board」が日本国内でも販売されている。エルサレムのベザレル大学でデザインを学んだFriedland兄弟が1994年に立ち上げた、イスラエル発の雑貨ブランド「MONKEY BUSINESS」の商品だ。

 「Desktop Memo Board」のシンプルなパッケージの外側には、“The ideal communication center for the home and office(デスクトップメモボードは、家庭のテーブルや会社の自席の机の上に置いておいて、自分と、そこを訪れた人のための情報交換センターに利用できます)”と的確な説明が印刷されている。

 パッケージを開けると、(1)リーガルパッドイメージの金属製のボード(5.3×7.3インチ)、(2)ホワイトボード用のイレーサー付き黒マーカー、(3)ボードを自立させるためのねじ込み式の足、(4)小さなマグネット2個が同梱されている。

 「Desktop Memo Board」には、リーガルパッドに忠実に、左から0.8インチ辺りに赤い縦罫線が印刷されているのがうれしい。ボードの表面がリーガルパッドの黄色ではないのが少し残念だが、一般的な黄色いポストイットを付属のマグネットで貼り付けることを前提に考えれば、パッドの表面はグレー系のカラーの方が良いのかもしれない。

 自室では自分専用の掲示板として、家庭では不在時コミュニケーションの効果的な道具として、会社でも同様な使い方が期待できる。もちろん、ToDoリストなどにも十分使えるが、「Desktop Memo Board」の135×185mmというサイズが書き込むのに十分かどうかが問題だろう。また、付属のマーカーは黒だが、他カラーのマーカーを揃えることで、より効果的に活用できるだろう。

金属ボード、スタンド用足、イレーサー付きマーカー(黒)、小さなマグネットが同梱一般的なリーガルパッドの黄色ではなく、グレーカラーだ。こういう色も意外と多い
専用足をねじ込むと自立スタイルになる家庭や会社で、無限書き換え可能なコミュニケーション・センターとなるだろう

商品名実売価格購入場所
MONKEY BUSINESS
Desktop Memo Board
1260円御徒町 ガラクタ貿易

(ゼロ・ハリ)

2010/6/22 06:00