デコ向きなカタチと大きさのネックストラップ「PUTIT」


このようなティアドロップ型の外形。真ん中に首かけストラップを収容するための「巻き取りボタン」がついている。とがっている方にネックストラップが収納され、反対側にケータイに取り付けるひもがついている

 首から社員証などをぶら下げるためのストラップに、引っ張って伸ばせるリールを組み合わせることは比較的よくある話である。で、このストラップリールなのだが最近では100円ショップとかでも手に入る安価なものとなり、それだけにカタチは定番で味も素っ気もないものが大半となっている。見た目が実用一点張りで、かっこよくない。そこで、もうちょっと何とかならんもんか? ということで、ビーズアクセサリー専業のメーカーで紹介されていた商品が、今回紹介する「PUTIT(プティ)」だ。

 販売元の「貴和製作所」はもともとオリジナルチェーンのメーカーとしてスタートし、現在はビーズやアクセサリーパーツの専門店としてその筋では有名な店、らしい。らしい、というのは筆者の妻の情報だからなのだが、ちょっと検索してみると出るわ出るわ。確かに有名のようだ。

 で、この「PUTIT」だが、ケイ・ワークプランニングの製品。貴和製作所ではデコレーションのベースモデルとして販売されており、そのままでは単につるっとした小さめのペンダント型ストラップにしか見えない。ティアドロップ型のふくらんだ方に、ケータイなどに取り付けるストラップがついていて、反対側からはネックストラップがのびている。このネックストラップは結構ぴったりと収容されており、デコレーションすると本当にリールには見えなくなる。思い思いのデコレーションを施したら、ケータイやデジカメに普段はアクセサリーとして付けておき、両手をちょっと空けたいな、というときにネックストラップ部分を引き出すのが正しい使い方だ。

 この「PUTIT」のネックストラップは引き出した任意の長さで固定され、本体の真ん中にある押しボタンを押すことで収納される。各人の体の大きさやファッションに合わせて自由に止められ、これが結構便利だ。そしてこのネックストラップは、強く引っ張ると途中からプチッと外れるようにできているのだ。万が一の際の、窒息事故防止のためで、よく考えられている。

 サイズはネックストラップの長さと本体の大きさで「大」と「小」の二種類があり、ベースカラーは(大)は2色、(小)は4色で構成されている。黒もあるので女性のみならず、男性でも工夫次第でおもしろいものが作れそうだ。筆者は面倒くさがりなのでそのまま使っているが、そのうちシールでも貼ろうかと思っている。どんなデコにするか、作る楽しみもあるが、貴和製作所のWebサイトを見ると素材とレシピをセットにしたキットも用意されているようだ。小物でちょっと遊んでみるのもおもしろいかもしれない。

首かけストラップを全部引き出すとこのくらいある。ちなみに写真は(小)のほう。ひもの長さは880mm。つり下げ耐荷重は約300g。(大)のひもの長さは1050mm。つり下げ耐荷重は(小)と同じ先端はひもが引き出しやすいように若干くぼんでいる。この部分はデコらないほうがいいかもしれない
引き出すとこのように任意の長さで固定可能。戻すときは真ん中のボタンを押すN-01Aと並べてみた。本体サイズは約36mm×47mm。個人的にはちょっと大きい気もするが、このくらいの大きさのストラップはよく見かける

 

製品名販売元購入価格
プティストラップ貴和製作所1365円

 

(すずきひでお)

2010/4/26 06:00