iPhone・iPodにもっと光を! 「iPhone/iPodライト」
iPhone/iPodライト本体。極めてシンプルな構造だ |
今となっては見る影もないが、iPhone専用アプリケーションを販売するAppStoreがオープンした当初、iPhoneの画面を白一色にして輝度を最大まで上げ、懐中電灯の代わりにするというアプリが沢山あった。単純なアプリだが、確かに携帯電話の液晶画面を手元や足下の明かりにしたい場面は多い。夜、うっかり車の中に落とした小銭も、カメラ用にLEDライトを搭載している携帯電話ならば、ちょっとした懐中電灯なみの輝度で探せるというものだ。
しかしフラッシュ用ライトを搭載していないiPhoneでそれは叶わない。液晶画面の明かりを頼ろうにもライトとしては暗すぎる……。そんなiPhoneユーザーにとって、まさに救いの光となる製品が、今回ご紹介する「iPhone/iPodライト」である。
iPhone/iPodライトの仕組みは極めてシンプル。Dockコネクタを装備したボディの中央に、高輝度のLEDライトが備え付けられているだけだ。電力はDockコネクタから供給される。ON/OFFスイッチもなく、明かりが欲しい時だけiPhoneあるいはiPodのDockコネクタに接続すれば良い。ストラップにするための紐がついているので、使わない時はどこかに引っ掛けておけば良いだろう。もっとも、iPhoneにもiPodにもストラップホールはないので、同時に持ち歩くならストラップホール付きケースなどを別途用意する必要はあるが……。
明るさはというと、点灯させたライトを正面から覗き込むと「うわっ、眩しい!」と感じられるくらい明るい。約1~2メートルくらいの距離に被写体をとらえれば、iPhoneでも問題なく写真を撮影できる。試しにデジカメを用い、暗闇の中でこのライトを補助に使って写真を撮影してみた。手持ちのデジカメでは、未使用時にシャッタスピードが1秒まで落ちるのに対し、このライトを使うと1/10秒程度までシャッタスピードが上がることを確認した。かなり明るいライトと言っていいのではないだろうか。
ON/OFFのスイッチがないため、繋いでいる間は常に点灯している点や、ストラップにするには紐が短いなど、少し不満はあるものの、懐中電灯としては必要十分に、また屋内撮影における補助照明として威力を発揮する一品である。
iPhone 3Gに接続したところ。高輝度LEDは眩しいくらい明るい | 真っ暗闇の中でも本が読めるほど |
真っ暗闇の中で、ライトを使いiPhone 3Gで撮影している様子 | ライトを使ってiPhone 3Gで撮影した画像 |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
iPhone/iPodライト | 日本アドバンテージ | 2480円 |
2010/1/26 06:00