卓上で便利な、時計&レターオープナー付のUSBハブ
製品本体。白と黒のツートンで安定感のあるデザイン |
2の機能を合体させた、いわゆる「合体グッズ」が成立する前提となるのは、利用のシチュエーションが同一であることだ。鉛筆の後部に消しゴムが合体しているのが便利とみなされたのは消したい時にすぐに使えるからで、合体グッズはあくまでも利用シーンが共通してこそ成立するというわけだ。
さて、今回紹介するUSBハブは、時計およびレターオープナーが合体した商品だ。一般的にUSBハブは机上に置かれることが多く、それ故もともと机上に置かれるアイテムとの親和性は高い。時計およびレターオープナーは、それ自体がキーボードの奥に置かれていても、まったく違和感のないアイテムであるため、USBハブと合体していてもキワモノ的な香りは漂ってこない。互いの機能に制限を加えることもなく、合理的な合体グッズだと言えるだろう。
高さがおよそ6センチと、ディスプレイの手前にちょこんと置いておくのはもってこいのサイズ。特にこの位置に時計があるというのは、パソコンの電源がオフになっている時や、スクリーンセーバー起動時にも時刻が確認できて便利である。時刻を確認する時はたいていディスプレイの右下を見るクセがついてしまっているので、そうした意味でもベストポジションだと言える。
ふだん抜き差しする機会がないアップストリームポートがダウンストリームポートの上にレイアウトされているなど、設計上やや首をひねる点はあるものの、ひんぱんにUSB機器を抜き差しするのでなければそれほど問題にはならないだろう。国内ではおもにノベルティを中心としたルートで流通しているようだが、もちろん普通に購入することも可能。時計駆動用の単3電池×3本を内蔵していることが重量的に安定感を生み出しているのも、おすすめできるポイントのひとつだ。
右側面に4ポートのUSBハブを備える。アップストリームポートは上段にある | 手前のスリットが電動式のレターオープナー |
時計駆動用の単3電池×3本を内蔵 | ディスプレイの手前に置くと収まりがよい |
製品名 | 購入場所 | 購入価格 |
USBハブ&レターオープナー | 楽天市場 | 1512円 |
2009/8/26 11:00