「そうめんや」で手軽に本格的な流しそうめんを


「そうめんや」組み立て後。高低差があり、流れるスピードは速い

 夏の食べ物といえばスイカ、かき氷など、清涼感のあるものが多く連想されるが、夏にはそうめんも欠かせない。暑さで食欲のないときも、ツルツルっと食べられるそうめんは筆者もよく食べている。今回紹介するのは家庭で手軽に「流しそうめん」ができる一品だ。

 バンダイ「流しそうめん そうめんや」は、電動で水を循環させ、竹をモチーフにしたデザインのレールを滑り落ちてくるそうめんを箸でキャッチして食べる、という本格的な流しそうめんが楽しめるアイテムだ。ABS樹脂とポリエチレンで造られた本体は軽く、また接合部もシンプルであるため、子供でも組み立てるのは難しくないだろう。

 レールの最上部には水車小屋が配置されており、ここから汲み上げた水が流れ出る。レールを流れた先の受け皿は流れ着いたそうめんを受けるザルとなっており、取り逃したそうめんもすぐに再度流すことができる。またレールにつけるトンネルカバーは薬味入れとして使用することも可能だ。

 実際にそうめんを流してみると、なかなかのスピードが出るのがわかる。頂上の水車小屋から受け口のザルまで2秒かからないくらいで到達するため、自分で流し、途中でキャッチするのはなかなか難しい印象だ。そうめんを流す担当者を決めて、順番に食べるのがいいだろう。

 単一形乾電池2本で稼動するため、家庭だけではなく、屋外でも活躍の場がありそう。また電池ボックス以外、全てのパーツが水洗いでき、専用の収納袋で片付けも簡単にできる。夏休みの子供の集まりなどを賑やかに演出してくれそうな一品だ。

電動で汲み上げられた水が水車小屋から流れる取り逃がしたそうめんはザルでキャッチ。取っ手も付いており使いやすい
うまくキャッチするのはなかなか難しい。子供は盛り上がりそう

 

製品名製造元購入価格
流しそうめん そうめんやバンダイ5466円

 

 

(みそいため)

2009/8/25 11:00