机の隙間にUSBケーブルを落下させてしまうなら「CableDrop」


写真のように、プラグが外れてもケーブルが落ちない。これでケーブルが机の隙間に落ちる心配もない

 家でノートパソコンを利用していると、意外にも困るのが周辺機器のケーブルの取り回しだ。ノートパソコンを別の場所に持ち運ぶため、USBケーブルや電源ケーブルを取り外して、戻ってきてから接続しようとすると、ケーブルが端子ごと机の隙間などに落ちてしまっていて「ケーブルはどこへ行った!?」となることも珍しくない。

 そんな悩みを解決するために購入してみたのが「CableDrop」である。CableDropは、ケーブルをクリッピングするために、机の天板や側面などに貼り付けておける結束帯だ。1個は直径3cmほどの大きさの半球型で、太さ1cm程度までのケーブルをくわえ込むようにクリッピングできる。標準的な太さのケーブルなら2本程度までまとめて留めておける、シンプルながら気の利いた製品だ。

 3色×2個ずつの6個入りなので、この色はハードディスク、これはスキャナーとプリンター、これはiPhone 3Gの充電/同期用ケーブル……と分類しておくのも良い。繋ぎ直す時にいちいちケーブルの根本まで遡って、何の機器なのか確認する必要もなくなる(そこまで沢山の周辺機器を待機させておくのもどうかとは思うが……)。

 筆者は、この手のケーブル留めを購入するのは初めてではない。ケーブルをまとめておけるベルクロのテープや、TVのアンテナケーブルを壁に這わせるためのケーブル留めを使ってみたこともある。しかし、そういった製品は用途さえ満たせれば良いという実用第一の見た目であることがほとんどで、机の上が何だか殺伐とした雰囲気になってしまった。その点、CableDropは可愛いらしい見た目もあり、机の上にあって邪魔に感じない点も好感度が高い。

 筆者の場合はノートパソコンの周辺機器ケーブルを整理するために用いたが、もちろんデスクトップパソコンの、散乱するケーブル周りを整理するために用いるのも良いだろう。机の上に適当に置いておくと、いつの間にかどこかへ消えるペンや、イヤフォンなどを留めておくのにも重宝する。小さな気遣いで大きなストレス軽減をもたらしてくれる、オススメの一品である。

3色6個入りで1500円弱という価格設定も嬉しい背面がシールになっており、貼り付けるとかなりしっかり固定される
ペンやイヤフォンをかけておくのにも重宝する

 

製品名販売元購入価格
CableDropトリニティ1480円

 

 

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2009/8/19 11:00