本日の一品

iPhone 7 Plusを装着可能なベルキンのスポーツ用アームバンド

「Fitness Armband for iPhone 7 Plus」(左)と「Sport-Fit Plusアームバンド」(右)

 ジョギングやランニングに、スマホは今や欠かせないアイテムになりました。フィットネス用アプリを使ってGPSで距離を計測したり、距離/時間あたりのペースを測れるので、とても便利です。がんばった記録を見返せば、明日も走ろうという気になれます。

 反面、スマホは大きさと重みがあるので、ラン中の収納に困ります。そこで腕にスマホをくくりつけるスポーツアームバンドの出番となるのですが、筆者のスマホは5.5インチのiPhone 7 Plus。5インチを超えるサイズとなると、なかなか適合するアームバンドがありません。

 そんな中でもベルキン(belkin)はさすがというべきか、iPhone 7 Plus専用のアームバンドを形状別に何種類か取り揃えていたので、「Fitness Armband for iPhone 7 Plus」と「Sport-Fit Plusアームバンド」という2製品を導入してみました。今回はこちらについてご紹介させていただきます。

「Fitness Armband for iPhone 7 Plus」。本体をはめ込むケースタイプ
バンド部分に穴が空いていて通気性が良いのが好印象。バンドも長いので二の腕が太い方でも安心

 まず「Fitness Armband for iPhone 7 Plus」について。iPhone 7 Plusをぴったりはめ込めるケース型のアームバンドです。画面が外に露出しているタイプなので、操作に支障もありません。

 通気性を考慮してか、バンド部が穴あき構造になっていたり、腕との接触部が段々状のクッションがついているので、汗をかいてもベタつかずズレにくい点に好感が持てました。カメラレンズ用の穴やLightningコネクターを接続するための穴もあるので、ランが終わった後に腕から外せば、普通にiPhoneを使うことができる点は便利です。

「Sport-Fit Plusアームバンド」。本体をすっぽり入れるカバータイプ
iPhoneを入れる部分の背後に小袋があり、小銭などを入れておくのに便利

 次に「Sport-Fit Plusアームバンド」。こちらはビニールのカバーの中にiPhone 7 Plusを入れて利用します。表面のビニール下部に丸い小さい穴が開いており、TouchIDで指紋認証も行えます。前述の「Fitness Armband」よりも大きく柔らかめな素材のためか、密着度はこちらのほうが高いです。

 袋型のアームバンドの利点は、スマホポケットの裏側に小さなポケットがついていることです。ここに小銭や鍵などを入れておけば、財布代わりにもなり便利です。一方で、汗をかいたときには、通気性のなさが少々気になりました。また、アームバンドが少々短く、二の腕が太い方だと、長さが足りず装着できないかもしれません。

それぞれ腕に巻いてみたようす。iPhone 7 Plusの大きさが改めて実感できます

 それぞれを使って走り回ってみた結果として、近所の公園を周回する普段使い用には、ケース代わりにもなる「Fitness Armband」が、ちょっと離れた場所まで走って帰ってくるようなランをする際には財布代わりになる「Sport-Fit Plusアームバンド」が向いているという結論を得ました。iPhone 7 Plusをお持ちでランをたしなまれる諸兄は、用途に応じていずれか導入されてみてはいかがでしょうか。

製品名販売元購入価格
Fitness Armband for iPhone 7 Plusベルキン4480円(税抜)
iPhone 7 Plus用 Sport-Fit Plusアームバンドベルキン4290円(税抜)