本日の一品
どこでもペンホルダー「Pen Pal」の意外な活用法
2017年5月15日 06:00
いつでも身につけておきたいアイテムの1つに「筆記具」がある。ビジネスシーンでは、ペンはジャケットのポケットにクリップしていたり、鞄の中のペンケースに入っていたりして、常に携行しているだろう。
ところが、自宅のリビングでゆったりとしてテレビなどを見ている時や、クルマの中で休憩している時などは意外と筆記具が身近に無いことも多い。面倒を承知でちょっと立ち上がってとりにいったり、車内なら近くに置いた鞄や助手席前のグローブボックスまで手を伸ばせば筆記具があることも多いが、そこそこ面倒だ。
本日ご紹介する「Pen Pal(ペンパル)」は、そういった状況でもペンを引っ掛けておけるようなナチュラルな環境を実現する“どこでもペンホルダー”なのだ。ペンパルの一般的な意味は「文通友達」だが、ここでは直訳の「ペンの友達」という方がぴったりだろう。
ペンパルは、シリコン系のゴム素材を使ったペンホルダーだ。柔軟性と多少の粘着性がある素材のために、標準的な直径7~8mmクラスの鉛筆や少し太めのボールペンから直径12mmクラスのサインペン、ときにはペンではなく歯ブラシのような形状のものでも上手にくわえてくれるので、ホルダーとしての守備範囲はかなり広い。
背面の保護テープを剥がすと粘着テープが露出し、さまざまな場所に貼り付けられる。リビングでテレビを見ている時に、ときたまメモを取りたくなることが多い筆者は、オーディオ系リモコンやコーヒーマグ、小さなメモなどを置くためにつかっているクマのサイドテーブルに、赤いペンパルとボールペンを取り付けてみた。
最初は多少不自然な感じもしたが、慣れるとクマがいつもペンを用意して待ってくれているような感じがして、違和感は消えて便利さだけが残った。
そしてもう1つの黒いペンパルは、知人に作ってもらったミニサイズのリーガルパッド・クリップボードに取り付けた。これで、いつでもどこでも速攻で筆記できる体制を整えたわけだ。美しい木目のクリップボードに、化学樹脂系のペンパルを取り付けることは意見が別れるとは思うが、今回は「見かけとこだわり」より「実用性」に重きを置いて選択した。
このペンパル付きクリップボード、最近は、もっぱら寝床の側に置いておくメモボードとして大活躍してくれている。
余ったグリーンのペンパルをワイフに預けていたら、いつの間にかリビングダイニングのカウンターテーブルの端っこにくっつけられていた。いったい何に使うのか全くわからずにいたら、あるとき、うちのワンコがペンパルの近くで何かをくわえていた。
どうも家族が出かける時に、追いかけてきてうるさく吠えることがあるので、出かける前にペンパルにワンコの好物であるスティック状のドッグフードをつけて気を引いているらしい。
この使用法はきわめて例外的だとは思うが、ペンパルはリビングやトイレ、洗面所、そしてクルマの中のダッシュボード、サンバイザーなど、いろいろな場所で活躍できる。筆記具に限らなければ、働ける場所はまだまだたくさんありそうだ。ユニークな場所、ユニークな働き、想定外の活用法を創造するのがペンパルの存在意義かもしれない。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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Pen Pal | Pen Pal | 230円(税抜) |