女性の肌を見続けた化粧品メーカーの「肌水分センサー」を使ってみる

　春先は気温の上昇、強い風によるホコリ、紫外線など、考えられる理由はさまざまだが、肌が荒れやすいのだそうだ。

　健康な肌に大切なのは水分と油分のバランスのとれた保湿状態。その肌水分をいつでも測定、記録できる「肌水分センサー」が、カネボウ化粧品から登場した。

全国のカネボウ化粧品コーナーで配布している。

　まずは「肌水分センサー」と連動するアプリ「スマイルコネクト」をダウンロード。イヤホンジャックに「肌水分センサー」を差し込み、アプリの測定ボタンを押して、肌にあてるとすぐに結果が表示される。

　化粧品売り場に行くと、いつも「肌が乾燥気味ですね」と言われる筆者。やはり全国のみんなのうるおい平均値約52.5よりも肌水分が足りなかった。

測定箇所はひたい、あご、くびなど、その他も含めて7か所設定できる

全国各地で計測された平均値

　化粧水をいつもよりたっぷりとつけて、再度計測したところ、肌水分が上がった。肌のケアとは大事なものだと実感。

　肌水分センサーで得られた測定結果は3カ月分、グラフで表示できる。長期的に記録することで、季節ごとに変化する肌の傾向がわかるだろう。感覚でなんとなくとらえていた肌の状態を、数値で具体的に確認できるのは便利だ。数字でまざまざと見せられると、早急に対処しなくてはならないという気持ちになってしまった。メーカーの狙い通りかもしれないけれど、逃れられない。

筆者のほほの測定値は31。カピカピである

測定値は60に上昇。全国のみなさんを上回った！