本日の一品

ノートパソコン作業がいつでもどこでも(?)捗る「膝上テーブル」

「膝上テーブル」

 電車やクルマの車内など、テーブルのない場所でノートパソコンを使うには、膝の上にノートパソコンを載せるのがスタンダード。その際、(脚が短いという要素も十分に考えられるが)太ももは前下がりになりがちで作業はしにくい。そして、ノートパソコンの発熱で太ももがホカホカしてくるので、暑い今の季節にはちょっと辛いものがある。

 そんな辛いノートパソコン作業をなんとか快適にするため、入手したのがサンワサプライの「膝上テーブル」だ。パッと見はプラスチック製の丸みを帯びたプレートである本製品は、名前の通り、そのまま膝上に置いて使うテーブルとなっている。大きさは約399×269×51mmと、15インチのノートパソコンをぴったり載せられるくらい。ノートパソコンが脱落しないよう、手前側のフチには出っ張りが設けられている。

裏面のクッションが本製品の一番重要なパーツだと思っている

 裏面には蒸れにくいメッシュ生地のクッション。膝に当たる部分は他よりやや厚めというか腰高になっており、本製品を膝上に載せた際、ノートパソコンを置く面が水平に近づくようになっている。また、膝上に直接ノートパソコンを載せてタイピングすると揺れやすいが、本製品を使うとクッションが振動を抑えてくれる。

 実際に使ってみると、本製品の厚みの分だけノートパソコンの位置が高くなることも相まって、タイピング環境はいくぶん改善された。太ももとクッションの接地面はどうしても熱を持ってしまうが、直接ノートパソコンを載せるよりは少ないストレスで作業できている。

作業するときはこんな感じ

 なかなか大きいうえに折りたたみなどの機構はないので、よほど大きなカバンじゃないと中に入れて持ち運べない。その代わり実測330gと大きさの割には軽く、持ち手も備えているので持ち運び自体はしやすい。

持ち運ぶ際は周囲の目が気になりそうではある

 持ちやすいのは良いけれど、かさばることに変わりはなく、荷物に余裕があるとしても外出時に持ち歩くのはなかなかハードルが高い。自宅のソファやオフィスの休憩室なんかでリラックスしながらノートパソコンを触ったりするのに良さそうだが、勇気のある猛者は、ぜひとも電車内やホテルの待合室などに持ち運んで、その快適さを見せびらかしつつ堂々と使ってみてほしい。

持ち手部分にはスタイラスペンなどを一時的に置いておける窪みも
製品名販売元購入価格
膝上テーブル 200-HUS005Wサンワサプライ1980円(税込)