本日の一品
逆さにしてもSIMが落ちない、海外旅行者必携の引き出し式SIMトレイ
2016年8月15日 12:00
国内でも格安SIMの浸透が浸透しつつあるが、最近は海外出張や海外旅行の際に、到着した空港で滞在期間中に利用する現地のSIMカードを購入して、その場で交換するユーザーも増えている。
筆者も、1~2日の超短期間の滞在なら、国内キャリアのSIMそのままで、国際ローミングをしてしのぐことが多いが、3日以上の滞在なら、間違いなく到着空港で、安価な現地キャリアのSIMを購入している。
頻繁に日本と海外を往復している現役のビジネスピープルなら、海外用のSIMを常に携行していて、現地に到着したら、その国のSIMと交換、帰国したら、また国内キャリアのSIMに戻すという流れが定着している人も多いだろう。
まだまだ両国のSIMが同時に挿入できるデュアルSIM対応のスマートフォンは少なく、多くの場合はSIMの入れ替え作業が必要となる。そんな、多くのSIMを持ち歩く必要があるユーザーに便利なのが、予備のSIMやmicroSDカード、SIM交換用ピン、サイズ変更のアダプターなどをまとめて保管するためのアイテムだ。
新しモノ好きの筆者はこうした製品を既に何種類か所有している。それらと比較しても、今回ご紹介するJAPAEMOの「引き出し式トレイ型ケース」はなかなかの秀作だ。
ひと回り小さなクレジットカードホルダーのような形状をした引き出し式トレイ型ケースは、同社がパワーロックと呼ぶ機能を搭載している。内部にバネが仕込まれていて、指先でトレイを軽く引いたり押したりするだけで、半自動的にトレイが開閉する仕組みだ。
そして、引き出し式トレイ型ケースのもう1つの大きな特長は、トレイの内部に敷き詰められている、薄いゴムのような粘着性の素材でできた「グリップパッド」だ。
このグリップパッドに、取り外したSIMカードやサイズ変換アダプターなどを置いていくだけも、きわめて強い粘着力で張り付く。引き出したまま逆さにしても落下しないのだ。
これは到着空港などでのカウンター型式の店舗ではSIMを入れ替えるときに、役立つ仕様だろう。交換するSIMをしまおうとケースを出したときに、うっかりしてSIMを飛ばしてしまって見失うことがなくなる。グリップパッド技術のサポートで、モバイラーにとっては命の次に大事なSIMの紛失リスクを極小化してくれる引き出し式トレイ型ケースは強い味方になるだろう。
トレイの裏側には、5枚までのSIM番号や電話番号との関連などを記述できる筆記スペースも確保されている。実売価格は一般的なSIM収納トレイの2倍くらいはするが、使ってみるとその便利さときめ細やかな配慮が光る良品だ。海外旅行や海外出張で現地でSIM交換を習慣としているトラベラーはぜひとも揃えておきたい。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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Mobile Safe Case with Grip Pad Technology | JAPAEMO(ジャパン・エモーション) | 1143円(税込) |