てっぱんアプリ!
おじさんの健康に気遣うほどに電池が長持ち!
(2014/2/7 06:00)
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: 節電! ぼく、スマホ ~おじさん育てて電池長持ち~
開発者: Fuller, Inc.
価格: 無料
対応OS: Android 2.2 以上
カテゴリ: ツール
大容量バッテリーの搭載や、端末メーカー独自の節電に向けたさまざまな取り組みで、スマートフォンの電池持ちはどんどん改善されてきている。それでも、ユーザーとしてはさらなる長時間の電池持ちを目指したくなるもの。アプリを強制終了させて節電を図るようなツールを使う手もあるけれど、ちょっとした手間も惜しくなったりして、いまいち継続して使いにくい、なんてこともあるのでは? そんな人には、「節電! ぼく、スマホ ~おじさん育てて電池長持ち~」をぜひともおすすめしたい。
「節電! ぼく、スマホ」は、端末の電池の節約を図るためのアプリ。節電に関わる機能は2つあり、1つは選択した他のアプリを強制終了させ、端末のCPUやメモリへの負荷を軽減させる機能。もう1つは、端末にインストール済みのアプリを一覧し、それらを簡単にアンインストールできるようにする機能。いずれもバックグラウンドで動作するようなアプリを減らすことで電力消費を極力抑え、結果的により長時間の稼働を狙える仕組みだ。
機能としては単純だけれど、その表現の仕方がユニーク。アプリ名に「おじさん育てて……」とある通り、多彩な表情を見せるおじさんキャラが登場する。“ゆるキャラ”チックな雰囲気をかもし出しているが、おじさんが疲れてしまわないよう、ユーザーが各種操作で節電を図り、元気にさせなければならない。
たとえばアプリの強制終了は“仕事”と言い換えられ、一覧したアプリに対しチェックマーク代わりに“ペン”のマークをタッチして“仕事”をこなすことで、アプリを終了させられる。「稼働しているアプリが多い=“仕事”が多い」という意味になるので、おじさんの横に積まれる書類の厚みもそれに応じて増減するようになっているのだ。
また、アプリのアンインストールは“ダイエット”と言い換えられている。アプリの負担度を“メタボ”という単位で表し、ワンタッチでアンインストールして“燃焼”させれば、おじさんの体重を減らすことができる。仕事が多いほど、あるいは体重が増えるほどおじさんはつらそうな表情を見せるので、かわいそうに思えて「アンインストールしようかな」という気にさせられるかもしれない。
“仕事”や“ダイエット”を行っていると、時々新たなタイプのおじさんキャラが出現するコレクション要素も特徴の1つ。氷水の入った袋を頭に乗せた“熱冷ましおじさん”や、フライパンを持ったコック姿の“お料理おじさん”など、全部で40種類存在するようだ。
アプリの内容としては「おじさん育てて」というよりも、「おじさんの健康を維持して」と言った方がより正確だろうか。ユーザーに対して節電作業を強いるにも関わらず、憎めない愛らしいキャラに感じるのが面白いところ。ミニゲームをプレイするような感覚で、気軽に電池の節約につなげられるはずだ。