てっぱんアプリ!

「Yahoo!乗換案内」で、豪雨・事故による足止めを回避する

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Yahoo!乗換案内
開発者: Yahoo Japan Corp.
価格: 無料
対応OS: iOS 9.0 以降、Android 4.0 以上
カテゴリ: ナビ
ダウンロード: iOS Android

 夏のゲリラ豪雨や、その後の台風シーズンには、通勤・通学などの外出時に公共交通機関のダイヤが乱れ、身動きがとれなくなることも少なくない。人身事故も含め、トラブルによる足止めを回避して目的地にたどりつくには、「Yahoo!乗換案内」の回避路線の指定機能を上手に活用しよう。

トラブルなどを受けたイレギュラーな乗換案内にも無料で対応する「Yahoo!乗換案内」

ルート検索結果から回避したい路線を除外する

 「Yahoo!乗換案内」は、日本全国の主に鉄道の乗り換えルートを検索できるアプリ。最短、最安値のルートや、乗り換えに手間のかからないルートを調べることができ、日常の移動手段として鉄道を利用している人には必須のツールとなっている。

 ただし、豪雨や人身事故、その他トラブルによる列車の遅延・運休がある場合は、検索した案内通りに移動できるとは限らない。そこで活用したいのが、回避路線を指定できる機能だ。

 まずは普段通りに出発駅と到着地などを入力し、ルート検索しよう。区間内の路線に遅延・運休があると、検索結果でそのルートが色違いで表示される。それを回避対象の路線として指定することで、問題のないルートだけの検索結果が得られる。

いつも通りルート検索すると、リアルタイムの運行情報を元に警告が表示
「詳細と迂回路」を選ぶと迂回対象の路線を選択する画面に
そのまま「迂回路検索」すればトラブルのないルートに絞り込まれる

回避する可能性のある路線はあらかじめ登録

 このような回避したい路線は、あらかじめ設定画面で登録しておくこともできる。「登録路線」で普段からよく利用する路線を追加しておくと、「運行情報」画面で登録済みの路線を一覧から選べるようになり、回避路線として指定したうえですぐにルート検索できるようになる。

設定画面の「登録路線」で、あらかじめ路線を追加登録しておく

 該当路線に何らかのトラブルが発生している場合は、一覧でも目立つように表示されるのでわかりやすい。例えば、悪天候で運行再開まで時間がかかりそうな場合、最初から回避路線に指定しておけば、実質的に使えない路線のルート候補が表示されなくなるので、自然と効率的に移動できるようになるだろう。もちろん、人身事故などのトラブル発生時も同じように一覧上で気づくことができ、回避したルートを検索可能だ。

運行情報の画面に一覧される登録路線のなかから1つ選択
回避対象として指定し、ルート検索可能

これから遅延しそうな路線も回避できる

 すでに遅延・運休している路線を回避できるだけでなく、これから豪雨などで正常運行が妨げられそうな路線に目処をつけることも可能だ。乗換案内(検索)画面の右上にある地図アイコンから路線地図を見ることができ、この地図に雨雲レーダーを重ねて表示する機能を使ってみよう。

乗換案内画面の右上にある地図アイコンをタップ
路線が強調表示される地図に雨雲レーダーを重ねることができる

 現在どこで雨が降っているかはもちろん、その付近にどの路線や駅があるのかが把握できるため、雨雲の濃そうなエリアを通る路線を回避路線として指定することで、目的地にたどりつける移動手段を確保しやすくなる。出かける前には、アプリ上の運行情報や回避ルートを必ずチェックするクセをつけたいものだ。