スタパ齋藤の「スタパブログ」

 先日発売されたギズモンの「GIZMON SOFT iCAFLEX」。iPhone 6/6s 用のセミハードジャケットで、主な素材はシリコンです。背面が二眼レフカメラのデザインになっているのが特徴的。また、2つのレンズ部に吸着素材が付いていて「いろいろなトコロにくっつけられる」という機能性も備えます。「え? くっつくの?」とか興味を持ったので試用してみました。

 使ってみたら、あらオモシロい♪ ジャケットごとiPhoneがいろいろな平滑面にくっつきます。ガラスやプラスチックやスチールはもちろん、塗装されていてある程度平滑な木の面にもペタリとくっつきます。そういう平滑面になら、iPhoneをどこにでもセットできちゃいます。

 2つのレンズ部にある黒い吸着素材でくっつくわけですが、これがちょっと斬新で、ベタつく感触ではないんですな。軽くシットリとした触り心地。これは「ナノサクション」と呼ばれる一種の吸盤で、極小の吸盤が無数に並んでいるとのこと。これにより、まあまあツルツルしている面にならほとんどどこにでも吸着するというわけです。

 ただ、繰り返し使っている(くっつけている)と吸着力が落ちてきます。そうなったら付属のクリーナーを使い、無数の吸盤の表面に付いたゴミを落とすと吸着力が戻ります。ただし、水洗いしたり強力過ぎる粘着テープで掃除したりするのは厳禁だそうです。ナノサクションの細かな吸盤が破壊され、吸着力が落ちるとのこと。なお、ジャケットをどこかにくっつけないときは、ナノサクション面を保護する黒いレンズキャップを貼っておきます。

 このジャケット、なんでも最初に少量販売したんだそうですが、「レンズキャップが剥がしにくい」ということで、これを改良したそうです。現在は改良版が販売されていて、レンズキャップの貼り剥がしが非常にスムーズになっているようです。

 ちなみに、シリコン製ジャケットとしてはゴツい部類だと思います。けっこー厚手。なので、端末の保護性能もある程度高いと思われます。それと、左右のストラップホールを使えば、首からカメラを提げる感覚で携帯できます。もちろん、ジャケット装着状態でiPhoneのボタンやコネクタにアクセスでき、カメラ機能も使えます。パッと見、外見的突飛さだけという印象なんですが、使ってみるとなかなかの機能性が感じられるセミハードジャケットですな。

ギズモンの「GIZMON SOFT iCAFLEX」。シリコン素材のセミハードジャケットで、iPhone 6/6s に対応しています。通常の直販価格は税込2500円ですが、初回限定で税込1980円となっています。
二眼レフの2つのレンズ部が吸着素材です。非常に小さな吸盤構造が無数にある素材で、これにより平滑な面にペタリとくっつきます。ただし、落下する可能性もありますので、十分な注意が必要です。
うかちゃんの肉球はシットリとした触り心地なの。ぼぼぼ、ぼくの肉球もシットリしていて柔らかいけど、シットリしたタイプの猫用おやつと猫缶とシーバが食べたいです。ニャニャニャ。ニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。