スタパ齋藤の「スタパブログ」

 UN(ユーエヌ)の「クランプ雲台 UNP-5626」を買いました。コレ、いろいろと役立つんですヨ♪

 あ、先週紹介したマンフロットの「テーブルトップ三脚キット 209 492LONG」とよく似た役立ち方です。

 この「クランプ雲台 UNP-5626」は、強力なスプリング式クランプ(クリップの巨大なヤツ)に自由雲台が付いた撮影用品です。クランプは約6cm程度開きますので、そのくらいの太さ/厚さのポールや板の端に取り付けられます。で、ソコにカメラを装着。三脚的に使えるわけですな。

 雲台のポール部には2カ所ボールヘッド式回転部分があります。この2つの関節でカメラの角度などを自由に調節できるわけです。ボールが1つしかないクランプ式雲台と比べると、より幅広いセッティングが行えます。関節どうしを結ぶポール中央部は自由に回転しますので、固定ノブを都合の良い方向に向けられます。

 似たクランプ式雲台を持っているんですが、2つの関節があるのでコレを買い増した感じ。使用感は上々。なかなか便利に使えます。

 利便は「クランプ式」という点。前述のとおり6cm程度クランプが開いて、かなり頑丈に固定できますので、たとえば手すりとか柵とかテーブルとかにワンアクションで固定。イロイロなモノが三脚代わりに使えるようになるわけです。状況によっては三脚より汎用性が高いかも、みたいな。

 ただし、カメラをセットする雲台部のネジの構造から、カメラ装着時はカメラ側を回転させるようなイメージでセットする必要があります。微妙な使いにくさですな。雲台部にさらに小型雲台を装着すると使いやすくはなりますが……。

 サイズ的には若干嵩張りますが、質量は500gで、わりとラクに携帯できます。出張や旅行に持ち歩くと意外なほど役立ちますヨ。三脚を持って出掛ける嵩張り感と比べると、ずっと身軽に行動できるかも。そんな観点からも、けっこーオススメです。

UN(ユーエヌ)の「クランプ雲台 UNP-5626」。わりとシンプルな構造ながら、非常に高い汎用性を発揮してくれます。三脚よりコレを使う機会の方が多いかも。
許容荷重は1kg。重くないミラーレス一眼&レンズ程度なら無問題で支えられる感じです。写真のカメラとレンズの合計は1kg弱で、しっかり支えられました。
クニップってニャにかしら? 三脚よりいいらしい。うかちゃんはカメラを使わないので関係ニャいの。ぼぼぼ、ぼくも関係ニャいです。ニャ。ニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。