スタパ齋藤の「スタパブログ」

 最近、テレスコピックタイプのロッドに興味津々。テレスコピックとは伸縮機構を持つモノのコトで、ロッドは釣り竿ですな。いわゆる「振り出し竿」のこと。携帯時は短く縮めて、使うときは長く伸ばして、みたいな釣り竿である。

 あ。でも「振り出し竿」って、振って伸ばしちゃダメですヨ。そーゆーコトをすると縮められなくなっちゃうくらい、伸縮機構部が硬く締まっちゃいがちだ。

 さておき、テレスコピックタイプのロッドのうち、とくに興味があったのがフライロッド(洋式毛鉤釣り用の竿)。と言っても選べるほど種類があるわけではなく、アクアビット「オールインワン・テレスティック(all in one Tele-Stick)」くらいしか知らない。発売はされたが生産完了みたいなのばかり。現行品ってほかにもあるのかな?

 無数にあるフライロッドのうち、テレスコピックタイプがこれほど少ないんだから……やっぱりテレスコピックってダメなの? とか思っていたので、買うには至らなかった。

 が、たまたま入ったショップにこの「オールインワン・テレスティック」があった。振ってもいいですヨ、とのこと。試しに振ってみたら、想像していたよりずっとコシがあるといか芯のある感触。グラスファイバー製だそう。ともあれ、これならフツーにフライを投げられるなあと感じた。

 ので、しばらく迷って購入。まだこのロッドを使ってはいないが、縮めた状態で約27cmという短さ。質量は約118g(実測値)という軽さ。縮めた状態ではロッド各部はほぼ完全に保護される。

 ……こここ、これは常時携帯できる!! これと小さなフライリールとフライボックスとティペット(毛鉤に結ぶ糸)を常時携帯すれば!! 目の前に水面があればいつでも!! みたいなコーフンがありますなこのロッドには。

 ちなみに、伸ばすと全長7ft(2.1336m)。ロッドには「7ft #3」とプリントされているので、フライライン(フライフィッシング用の釣り糸)は3番手が合うらしい。けど、個人的にはもうちょっと軽いラインで、2番かそれ以下で、狭めの川でヤマメ、みたいな感じで使いたいかも、的な。早くこのロッドで釣ってみたい~♪

アクアビットの「オールインワン・テレスティック」。フライフィッシング用の振り出し竿(7ft/約213cm)で、縮めると27cmになる。ケース付き。
先端のキャップを外してロッドを伸ばしていく。凄く繊細な作りだが実用性は高そうだ。ポケッタブルなので常時携帯可能。釣り場でも便利そう。
うかちゃんはフニャイロッニョの先をフカフカ嗅ぐのが好きよ。ぼぼぼ、ぼくは先をほっぺでゲヒッてするのが好きなの。ニャ。ニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。