地震を考えざるを得なくなった

2011年3月14日 06:00

 先週の金曜日、2011年3月11日に起きた大地震は恐ろしかった。拙宅は埼玉南部で、大きな被害はなかったと思われるエリアだが、その強い揺れに戦いた。

 地震には慣れっこで、いつもは「また地震かぁ」程度にしか思っていなかったが、今回の地震は揺れが長く続いた。また、揺れがどんどん強くなっていくように感じた。そして、これまで感じたことのない強さの揺れとなり、危険を感じてテーブルの下に隠れた。こんな状況は何年ぶりだろう?

 テーブルの下に隠れて間もなく、少し落ち着いて、「もう揺れが止まる頃かな?」などと思っていた。「上の階で電源が入っているPCには、レタッチ中の画像や書きかけの原稿が未保存の状態……だったよな、停電したらヤだなあ」などとも考えていた。わりと呑気に「揺れはすぐ止まるハズ」と思い込んでいた。が、まだ揺れが続く。さらに揺れが強くもなって、上の階で何かが床に落ちる音が何度も聞こえてくる。

 結果、幸いにして怪我などはなく、被害もモノが落ちた程度だったが、こんな現実が起きるなんて!! という驚きと恐怖はまだ続いている。いや、現状、予断を許さないので、ある程度の緊張感は持っていなければいけないのだろう。

 恐ろしい恐ろしいと言っていてもしかたがないが、今回の地震は本当に恐ろしかった。何より、あんな凄い力が突如わき起こること。それを抑えることも予知することもできないのが恐ろしい。

 慣れっこになんかなってちゃダメですな。「また地震かぁ」も危険。少しでも逃れ、守ることをいつも頭の片隅に置かないといけない。できることから手を付けていこう、と思う。

仕事場の机は強度もあるので隠れるのにいいかも。ただ、下側にいろいろあり、隠れにくい状態。整理しなくちゃなぁ、と思った地震などで避難することになったら、猫、どうしよう!? ケージに入れて外に行くしかないですな。猫の食料なども考えないと……