ソニーのmyloを借りてみた(2)
マルチメディアプレーヤーとしての表示例。単純明快に使えてイイ感じ |
アレコレとデキて楽しげな無線LAN対応インターネットコミュニケータ兼メディアプレーヤーことmyloを借りてみた俺だが、とりあえず最初から入っている動画や静止画や音楽を再生させたり、自宅の無線LANアクセスポイントにつないでみたりした。
最初は「myloは無線LAN端末色が濃いであろー」と思っていたが、なんかフツーにメディアプレーヤーとしてイイ感じですな。マニュアルとか読まずに何となく使ってみたが、全体的に何となく操作できてラク。変則的な表示や階層はなく、ボタン類も至って直感的に扱えた。
例えばMusicカテゴリを選んで4方向ボタン右もしくは中央のオレンジボタンを押すとアーティストが並び、さらに同様の操作を続けていくとアルバム、曲とリスト階層を深く辿れる。4方向ボタンの上下は音量UP・DOWNで、4方向ボタンの下にあるBACKボタンを押せば階層を戻って行けたり(BACKボタンでなく4方向ボタン左でも同様)するあたり、全体的に何となくでも使いこなせてジョリーグッドである。
静止画、動画、音楽はココにあるとおり対応コーデックがある程度限られるが、DRMファイルでなければ本体内メモリもしくはメモリースティックにコピーすればフツーに再生できるそうだ。ていうかなんか、国産のメディアプレーヤーとしては、操作系インターフェイスやファイル転送方法に“メーカーのお仕着せ感”がなくて好きかもこーゆーの。
あと、Webブラウザも試してみたが、フツーにフルブラウザとして使えるし、表示も見やすいので、例えば俺とかなら天気予報サイトだけサクッと見るとか、ちょっとGoogle検索したい時に使うとか、いろいろ用途がありそうだ。Web2.0っていうかAjaxなサイトの表示は無理っぽいが、フルブラウザで画面もまずまず見やすくて、キーボードも使えてポケッタブルなWebブラウザと考えると、敷居は低いけど十分な機能を持つ端末って感じですな。
個人的にグレーゾーンなコトを考えれば、例えばウォードライブ風に使えたり、そういう文化が育ったりする可能性があるようにも思える端末。マニアな人にとっては、そういう点でもおもしろいかもしれない。ちなみにmylo、ソニースタイルだけの発売なんだそうで。話によれば日本ではブラックモデルだけだそうで。他の色も出て欲しいですな、カラフルなのとかネ。
マルチメディアプレーヤーとしての表示例その2 | ワイヤレスLAN接続時の表示。周囲にある無線LANアクセスポイントをスキャン・表示することができる |
Webブラウザの表示例。画面全体をズームアップ・ダウンできる。文字サイズの指定も可能だ |