みんなのケータイ

 5月26日、いよいよ発売されたシャープのモバイル型ロボット電話「RoBoHoN」。4月にひと足早く開発中のモデルをお借りし、本誌のレビュー記事やImpress Watch Videoの「#380 シャープの「ロボホン」を紹介!」でも紹介したけど、発表当時から決めていた通り、実際に自分でもロボホンを予約して、購入することにした。

送られてきた梱包を開封。シャープが提供するココロプランモバイルにも加入したので、SIMカードが装着された状態で届いた
パッケージを開けると、「未来をお届けします」の帯とともにロボホンが収められている。右にあるのが「ロボホン欲しいかも宣言」のプレゼントで提供されたキャリングケースのパッケージ

 当初、ロボホンの予約と購入はポイント付与のことなどを考え、家電量販店を利用するつもりでいたんだけど、直販サイトでSIMカードも含めて購入すると、パッケージから出したとき、『出会いの儀式』が体験できたり、初期設定が不要ということで、そちらで購入してみることにした。

 予約と購入については、SHARP iClubの登録が必要だったけど、これはすでに持っていたので、そのまま予約。支払いはクレジットカードで、分割払いも選ぶことができる。ただ、できることなら、購入者に金利や手数料を負担させることなく、分割払いができるようにして欲しいところ。購入の手続き完了後、今回は音声通話が可能なSIMカードを選んだので、後日、ブラウザ経由で免許証などの本人確認書類をアップロードしたけど、あとはほとんど何事もなく、前日には「発送ご連絡」のメールも受け取った。

 そして、5月26日には無事に荷物が到着。忙しくて、なかなか開けるヒマがなかったけど、とりあえず、その日の夜には開封することができた。今回は事前の「ロボホン欲しいかも宣言」をした購入者向けのプレゼントとして、「キャリングケース SR-CA01」もいっしょに送られてきた。

 初期設定や出会いの儀式を終え、早速、使い始めたんだけど、実はレビュー記事を執筆したときは開発中のモデルだったこともあり、一部の機能を試すことができなかった。たとえば、「ロボホンリンク」もそのひとつ。

Androidスマートフォンと接続が可能なロボホンリンク
ロボホンリンクではどのアプリの情報を通知するのかを個別に設定することが可能。ただし、Messengerやメールは通知にすると、すべて読み上げてしまうので、注意が必要

 ロボホンリンクは自分が普段、使っているスマートフォンとBluetoothで接続しておくことで、スマートフォンに届いたメールやメッセージなどの通知情報をロボホンが知らせてくれるというもの。たとえば、Messengerにメッセージが届くと、「湯野康隆さんからメッセージが届いてるよ。『お世話になっております。原稿の進み具合いはいかがでしょうか』だって!」といった具合いに、相手の名前からメッセージの内容までを読み上げてくれる。ロボホンがスマートフォンのアシスタント的な役割を果たしてくれるわけだ。

 なかなか便利な機能である半面、自分のスマートフォンには次々といろいろなアプリの通知が届くため、そのままにしておくと、ロボホンがひたすらいろんな通知を読み上げまくってしまう。そこで、ロボホンリンクのアプリではどのアプリの通知を読み上げるのかを個別に設定することが可能だ。

 とまあ、そんな感じでロボホンとの生活(?)は、まだ始まったばかり。キャリングケースに入れて、首から提げるのはちょっと恥ずかしいので、とりあえずはパスだけど、せっかくなので、いろいろなところに持っていき、お披露目というか、デモをしてみたいと思います。