みんなのケータイ

 たぶんこの回が自分の年内ラストだと思うので、今年1年を振り返ってみましょう。

アクティブなウェアラブルデバイスのみなさん。左からUP2、Fitbit Charge HR、Apple Watch、ZenWatch、SmartBand Talk

 今年もスマートウォッチや活動量計をつけまくった1年になりました。これまで身につけた最大量は昨年の夏だったでしょうか。仕事の都合もあり、全身に10種という時期がありました(笑)。さすがにあのときは見る人見る人が一瞬「えっ?」って顔してました。両腕にびっしり巻いていたので、どこかの民族のファッションに例えられたことも。おかげで一発で覚えていただくという効果もありました。最近では数が少ないと「今日は少ないね」と指摘されるようにもなってきました。

 そんな暑苦しい努力もむなしく(?)、今年もまだ街中や電車の中で、スマートウォッチや活動量計をつけている人に会ったことがありません。メディアで話題をさらったApple Watchですら、一部の業界人以外で身につけているのを見たことがありません。行動範囲が狭いせいなのでしょうか……。

 たまに私がつけてるのを見た方が「もしかしてそれがiWatchですか? つけてる人初めて見た!」と口を揃えたように(半笑いで)言うのでじわじわ来てます。確かに街中では見ませんね。「っていうかiWatchじゃなくて、Apple Watchなんだけどね」って訂正するのもなんかヤボな気がして「そうなんですね~」と答えるに止まっております。我々の努力不足なんでしょうか(汗)。

 自分で言うのもなんですが、活動量計は相当継続してると思います。現在アクティブな活動量計は、SmartBand Talk、Fitbit Charge HR、Jawbone UP2の3種。最初に出会った活動量計はFitbitだったので、付き合いはもう3年になるかもしれません。

 なぜ今3つもつけてるかというと、本体の機能もさることながら、個々のアプリに気に入っている点があるからです。たとえば、Ingressを始める前と後で歩数はこうなったというデータを見たいときはSmartBand TalkのLifelogが見やすいですし、一晩の睡眠サイクルならUP2が詳しいです。でも長期にわたる睡眠サイクルの変化ならFitbitのアプリが得意です。切り口ごとに使い分けていますし、つけていてこそ変化が分かるので、これからもログを残し続けていかなくてはと思っています。

 1つ言えるのは、活動量計をたくさん身につけているからって、スリムとは限らないってことです(汗)。活動量は常に意識してますが、最近本当に太りやすくなってきて「中年太り」一直線! 餃子や串カツにホッピーとか覚えちゃったり、自宅での晩酌が好きになってしまったりというのも脂肪増加に拍車をかけています。Ingressのおかげで1日に2万歩歩くこともありますが、歩くくらいではもはや焼け石に水のよう。

 これからはガチで食事管理だな、ということで、活動量計のアプリが食事に対してどのような取り組みをするのか、今後はその進化をじっくり観察してみようと思いました。いや~最近ホントご飯美味しくて……。