みんなのケータイ

 個人的にWindowsタブレットが必要となり、マイクロソフトのSurface 3を購入しようと考えている。ちょうど8月上旬に日本へ行く予定なので、日本のみで販売されているLTE版を購入するつもりだ。そうであれば筆者の居住する香港でしか買えないSurface 3用のアクセサリーでも先に買っておこうと、香港の同社オンラインストアを覗いてみた。

 取扱商品は日本とそれほど変わらないものの、海外のストアと日本のストアには大きな違いがある。それはLumiaスマートフォンの取り扱いだ。アジアのみならず欧米のマイクロソフトのオンライストアではSIMフリー版のLumiaを買うこともできるのである。香港のストアでもLumiaの最新モデルが販売されている。

 Lumiaの取扱ラインナップは国によって異なっているが、アメリカ以外ではSIMフリー版として単体での購入が可能だ。香港のストアでも現行の8モデルが販売されている。旧Nokia時代はWebで各製品の紹介が充実していたものの、オンラインでは購入できず店舗へ行く必要があった。だが、今や香港でもLumiaを販売しているショップの数が減っているだけに、オンラインでいつでも端末が購入できるのは便利だ。

 その一方、Lumia関連のアクセサリーは取り扱いがほとんど無い。イギリスなどのショップでは今でもモバイルバッテリーやケースなど品揃えは豊富なのだが、香港ではそれらの製品はサードパーティー品が出回っているということだからだろうか。

香港のマイクロソフトのオンラインストアではLumiaも販売されている
イギリスのオンラインストアではアクセサリーも豊富。残念ながら香港での取り扱いは無し

 香港のオンラインストアでは定期的にキャンペーンも行われている。ちょうど今は夏休み中だが、9月の新学期を前にLumiaとWindowsタブレットがセットで割引販売中だ。これは学生だけをターゲットにしているものだが、エントリーモデルのLumia 430と8インチタブレットが25%割引で購入できる。このセット品を含め、オンラインではChuwiやPiPOなど中国メーカーのWindowsタブレットの取り扱いも行っている。

 マイクロソフトもWindowsスマートフォンの利用者を増やすために、タブレットを買ったらLumiaが格安、あるいは無料でもらえる、そんなキャンペーンを今後も続けていくだろう。日本でのLumiaシリーズの展開は未だに不明だが、もしも将来販売が始まれば、日本のオンラインストアでMVNOのSIMとのセット販売、あるいはWindows PCやタブレットとのバンドル販売も行われるようになるかもしれない。

新学期を前にタブレットとLumiaのバンドル割引販売も提供
香港の家電量販店でもLumia+タブレットのバンドルが行われていたことも