みんなのケータイ
ビデオ編集アプリ「RePlay」が楽しい!
【iPhone 6 Plus】
村元正剛
(2015/2/18 06:00)
先月、テレビを買い替えた。全国一斉地デジ化から、もう3年以上経ったが、筆者の自宅の29型テレビは地デジ対応のはずだが、なぜか受信設定がうまくいかず、ケーブルテレビの「デジアナ変換」で視聴していた。そのデジアナ変換サービスも、まもなく2015年3月に終了となるため、42型フルHDのテレビを購入した次第だ。
いや~、テレビは大きいほうがいいですね。思い切って、もっと画面がでかい4K対応モデルにしてもよかったかなぁと思ったり……。
新しいテレビの用途として、最も使っているのは「AirPlay」。筆者はテレビにApple TVをつなげているのだが、iPhoneに入っている写真や動画、「YouTube」「Youku」などのウェブ動画などを大画面に出力して楽しんでいる。Apple TVのリモコンを使っても、iTunes Storeで購入したビデオや「YouTube」などを検索できるのだが、やはりiPhoneから操作できる「AirPlay」の簡単さ、快適さは手放せない。
加えて、最近楽しんでいるのが、iPhoneでビデオというかスライドショーを作ること。使っているのは「RePlayビデオエディタ」(無料)というアプリ。ビデオに取り込みたい写真や動画を選んで、テーマや音楽などを選ぶと、あっという間にオリジナルビデオができるという便利なアプリだ。
これまで、ビデオ編集には「iMovie」や「Magisto」を使っていたのだが、前者には「凝った編集ができるが、ついつい細かい部分にまでこだわってしまって時間がかかる」、後者には「簡単に作成できるが、自身で編集できることが少ない」と、それぞれ不満を感じる部分があった。この「Replay」は、両者の“いいところ取り”というか、「アプリまかせでも、かなりいい感じのビデオに仕上がり、自分なりのカスタマイズも可能」というところが気に入っている。
完成したビデオは、「YouTube」やSNSにアップロードすることもでき、「カメラロード」に保存することも可能。カメラロールに保存したビデオの情報をチェックしてみたところ、ファイル形式は.m4v(コーデックはH.264、AAC)、解像度は1280×720、サイズは約1分(静止画が30枚くらい入る)で24MB程度だった。パソコンに移したり、クラウドにアップロードしたりするにも扱いやすいと思う。
「Replay」とAirPlayを使えば、自分で撮った写真でオリジナルビデオを作り、それをテレビの大画面で見るといったことが、ほんの数分でできてしまう。ビデオ編集の知識が皆無でも、クリエーターになった気分を味わえること請け合いだ。