GALAXY Tabを付箋紙でアナログ的に使う

2011年8月11日 06:00
(山根康宏)

 スマートフォンやタブレットを使いこなしている人であれば、ちょっとした思い付きやメモなどはどんどん端末に入力してEvernoteなどに情報をまとめているだろう。どの端末からも同じ情報にアクセスできるクラウド型のノートは今の時代にぴったりなサービスだ。筆者もEvernote無しでは生活できないほどになっている。

 だが現実はというと、急ぎの用事やちょっとしたメモなどは机の上においてある付箋紙にメモしてPCのモニターの横やキーボードの空いたスペースに貼り付けておく、という生活からも抜け出せていない。たとえば「今日中にあの雑誌を買っておいたほうがいいかもしれない」なんて簡単で不確定な用事をスマートフォンのTo-Doに入力するのも面倒なもの。なのでモニターの周りにはどんどん付箋紙が増えていってしまうのだ。

 でもこれらの付箋紙を、筆者は出かけるときにGALAXY Tabの裏側に貼り付けて持って行くようにしている。移動中にGALAXY Tabの裏側を見ればちょっとした用事の一覧も実は見やすい。また電話番号のメモなら移動中の空き時間にGALAXY Tabに入力するのもいい。TPU素材の透明ジャケットケースなどをGALAXY Tabにはめておけば、付箋紙がはがれて紛失する心配も無いだろう。筆者は付箋紙の貼り付け面が全面粘着タイプになっているものを使っているので、ケースをつけなくても付箋紙がはがれにくいので重宝している。

 スマートフォンやタブレットを入手すると、情報をすべてデジタル化しなくてはならないと考えがちだが、無理してなんでも入力しなくてもいいと筆者は考えている。むしろ便利なアナログツールはそのまま共存させて使うのも十分アリだと思う。特にタブレットの背面は広いので、ここを有効活用できるアクセサリやらツールが出てくると面白いかもしれない。