みんなのケータイ

「V20 PRO」の輝度調節が筆者の目にはちょっとあわなかった

【V20 PRO L-01J】

 どのスマートフォンでも今や当たり前過ぎる機能のひとつが、タイトルで触れた「自動輝度調節」だ。センサーで周囲の明るさを検知し、ディスプレイの輝度を調節してくれる。消費電力を抑える部分でも肝になる機能だ。

 どんな場面でもストレスフリーな「V20 PRO」なのだが、筆者にとって、この自動輝度調節、屋内で使う分には素晴らしく機能してくれるように思えるのだが、屋外になると、どうにもこうにもしっくりこない。夏のような日射しに見舞われる明るい場面、あるいは終電で帰ったあとの真っ暗な場面と屋外で利用するとき、自動調節後の輝度が筆者にとってちょっと暗いのである。

暗い場所でのV20 PRO。なんかちょっと暗い……

 他の機種では、明るい屋外で画面の輝度が足りず、見づらく感じることはあるものの、暗い場面ではさほど不自由に思ったことがなかったが、夜間、外でスマホを操作するときに「ちょっと暗い」と感じたスマホは、「V20 PRO」だけかもしれない。もちろん定量的な計測をしたわけではなく、筆者個人の感覚でしかないのだが、屋外で使う場合は十中八九、自動ではなく手動での輝度調節に切り替えて、少し明るくなるよう設定する。毎日、こうした操作をするのがちょっと煩わしくて、自動輝度調節の基準的な部分をより明るいほうに調整したいのだが、ディスプレイ設定あたりには見つけられず……。ちょっとしたことだが、毎日繰り返していると、ちょっと残念感が高まってくる。今後のソフト更新などでうまい具合にカスタマイズできるようになることを祈っています。

V20 PRO(左)と比べ、iPhone 7 Plus(右)はより明るい方向に自動調整。むむむ……