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Moto G5 Plusでもしっかり継承されていた便利ポイント3選

【Moto G5 Plus】

 約半年に渡ってMoto G4 Plusを使った後、Moto G5 Plusに買い替えたところまでが前回のお話。同じメーカー、しかも同一グレードの端末に半年で買い替えることには正直ためらいもありましたが、結果として満足でした。

 Moto G4 Plusはメーカーによる独自カスタマイズが少ないスマホで、むしろそこが好印象。ただ、ごくわずかながら手を入れている部分があって、そのチョイスがことごとく自分好みなんですよね。今回はそういった便利機能&仕様のうち、Moto G5 Plusにもめでたく引き継がれていたものを3つご紹介します。

その1:2回振り下ろしでライトが点灯するから暗がりで超便利

 これはもう心底惚れ込んでいる機能で、どのメーカーの端末も標準で採用してほしいと思うほど。ようは懐中電灯機能で、端末を2回振るとカメラ用のLEDライトが点きます。端末スリープ状態でもOK。端末を自然に片手持ちして、2回振り下ろすようにしたときだけ点くのがミソです。1回では反応しません。

「Moto Actions」アプリでライト点灯ジェスチャーの設定ができます
端末の振り方をアニメーションで解説

 それこそフィーチャーフォンの時代から、端末のサイドボタン長押しでライトが点灯する機能は普及していましたが、スマホ時代になってから、端末を振る操作とライト点灯が結びついたケースは意外と少ないのでは? 例えばiPhoneだとロック画面からタッチ操作でライトをつけられますが、端末を振る操作は割り当てられているのはあくまでアンドゥですし。

 Moto G5 Plusのこの機能、筆者は一度も誤爆(意図せずライトが点く)した経験がなく、とにかく実用的だと感じています。暗闇でなにかモノを落とした時など、とっさに使いやすいといいますか。なお、ライトが点くときに端末がバイブレーションしますから、万一ポケットなどに入れた状態で誤爆しても、気付くことは可能でしょう。機能自体オフにすることもできます。

その2:フロントスピーカーなので音が耳に届きやすい

ディスプレイ上部にある受話口兼スピーカー

 Moto G5 Plusのスピーカーはディスプレイ上部にあり、受話口と兼用のタイプです。スピーカー配置は本当にメーカーによってもモデルによっても異なりますが、背面スピーカーは置く場所によってはやや音がこもる傾向にあると思います。

 個人的には、YouTubeで動画を流しつつも、画面を見ずにトークや音楽だけを聴く機会が結構あります。硬いテーブルの上に置く分は良いのですが、ソファーや布団などの上だとスピーカーが重みで塞がってしまい、かといってYouTubeなので画面も裏返せない。そういったシチュエーションにはフロントスピーカーがジャストフィットします。

 なお、スピーカーから突然大音量が出て耳を痛めないようにする配慮からか、電話やメールの着信音、アラーム音などが鳴り始まる瞬間は音量が自動でやや下がり、1秒程度経ってから本来の音量に戻るようになっています。

その3:イヤホン挿しても特に何も反応しなくてむしろスッキリ

 これは筆者の好みの問題なのですが、Moto G5 Plusではイヤホンを挿したとき、先回りして音楽アプリの通知画面を表示するといった仕様はありません。

 実際問題、イヤホンを挿した直後に動画アプリを見るときもあるわけですし、通知エリアに無闇にアイコンが増えてしまったり、ちょっと押しつけがましい印象もあるんですよね。もちろん「絶対に欲しい機能だ」という人から見ると、そもそもこの機能をオン/オフする選択肢がないわけですから、物足りないと思う人もいるかも……? 筆者は断然「なくてもOK」派です。