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台北のGalaxy Studioは観光もできるエンタメゾーン

 日本でも発売が決まったGalaxy S8/S8+。海外ではすでに各国で販売がはじまっている。COMPUTEX TAIPEI 2017の取材で訪れた台湾の首都、台北でも各通信事業者からはもちろんのこと、サムスンショップや家電店などでどちらの機種も買うことができる。もちろんSIMフリーでの販売だ。

台北で開設中のGalaxy Studio

 インフィニティーディスプレイと呼ばれる、縦長でエッジ形状のディスプレイはGalaxy S8/S8+の大きな特徴である。しかし、このディスプレイは実際に触ってみないと、その利便性やサイズの細さがなかなか伝わってこないものだ。そこで日本の各都市をはじめ海外の多くの都市で、実製品を体験できる「Galaxy Studio」が期間限定で開設されている。

 台北にも市政府駅のそば、一時は世界一高いビルだった「台北101」のそばに「SAMSUNG VISION LAB」という名前の施設がオープンしている。期間は今年いっぱい、2017年12月31日までと長いので、この夏休みや秋に台湾へ渡航する人は立ち寄るといいかもしれない。なぜなら、ここではGalaxy S8/S8+の実機の展示と販売がされているだけではなく、ケースなどの純正アクセサリーも売られているからだ。

 日本でもまもなくこれらのモデルは発売になるが、ケースの値段はものによっては海外より高めかもしれない。また、海外でしか販売されないケースもあるだろう。これからGalaxy S8/S8+を買う予定の人は、年内に台北に旅行へ行くのなら、ここに立ち寄ってケース類を買うのもいいだろう。日本発売の予定が未定の「Samsung DeX Station」の体験もできる。

Galaxy S8 / S8+の純正ケースも豊富で売られている
DeX Stationを使った簡易PC操作も体験可能だ

 また、Studio内には日本でもおなじみの、Gear VRの体験ゾーンもある。可動式の椅子に座ってゲームを無料で楽しむことができる。休憩できるテーブルにはQi方式の無線充電台と、コンセントも常備。さらには写真を撮ってハッシュタグをつけてSNSにアップすると飲み物が無料でもらえる「Galaxy Cafe」もある。観光がてらに立ち寄るのも良いだろう。

 なお、台湾販売のGalaxy S8/S8+はDSDSモデルとなる。4G/3Gのデュアル待受対応で、海外旅行や出張が多い人は日本のSIMと現地SIMを入れて活用することもできる。海外渡航用として使うのならば、日本の通信事業者からGalaxy S8/S8+を買ってSIMロックをはずして使うのもいいが、台湾版の端末を買うのも便利かもしれない。

Gear VRのデモ。台湾ならではのゲームが体験できそう
休憩テーブルにはQi充電台とコンセントがある

 SAMSUNG VISION LABの営業時間は12時~22時。昼食後や夕飯の前後に立ち寄るのもいいだろう。付近は三越やショッピングモールなどもある便利なエリアだ。住所は台北市信義区松壽路3号、松智路と松壽路の交差点付近だ。詳細はこちらを参照