トピック

写真のやり取りにサブディスプレイ化もできる! j5createの「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」でiPhoneとパソコンを直結する!

 モバイル端末としてiPhoneやiPadを使いつつ、仕事で使うメインマシンはWindowsパソコン、という人は少なくない。そんな人の共通のモヤモヤは「iPhone/iPadとWindowsパソコンのファイルのやりとりがメンドくさい!」「iPadをWindowsパソコンのサブディスプレイに使えないものか?」ということ。

j5createの「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」は、箱型のインターフェースにケーブルがつながったような製品。これがiPhone/iPadとWindowsパソコンを直結するパイプラインになるのダ!!!

 実際、どうにもこうにも効率がよろしくないのだ。たとえばiPhone/iPad側にある写真をWindowsパソコンにコピーする場合、USBメモリーに写真をコピーしてやり取りするとか、メールに写真を添付して自分宛に送るとか、iPhone/iPadの写真をいったんクラウドサービスにアップロードしてWindowsパソコンでクラウドサービスからダウンロードするとか、メンドくさい! のである。

 目の前にあるiPhone/iPadと、目の前にあるWindowsパソコンの間で、単にファイルをやりとりするだけなのに! なんか手間がかかってメンドくさい! のだ。

 だが、j5createの「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」を使えば、iPhone/iPadとWindowsパソコンをケーブル接続して、写真などのファイルを手軽に素早くコピーできる。使ってみると、ほんと、カンターン!

たとえばiPhone/iPad・Windowsパソコン間で写真や動画などのファイルを手軽・高速でコピーできる。もちろん各種ドキュメントも同様にコピーできる。

 またj5create「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」を使うと、iPhone/iPadをWindowsパソコンのサブディスプレイにすることができる。もちろん拡張デスクトップ表示もミラーリング表示も可能だ。

iPhone/iPadをWindowsパソコンのサブディスプレイとして使うことができる。

 さらにj5create「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」を使うことで、iPhone/iPadの表示をWindowsパソコン上に投影表示することもできる。

Windowsパソコン画面にiPhone/iPadの表示を投影することもできる。

 こんなふうにいろーんなコトができまくりのj5create「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」。とりわけiPhone/iPad・Windowsパソコン間のファイルコピーがヒッジョーに便利なのだがさておき、以降、この活用幅が超広いj5create「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」の機能性をアレコレ紹介してゆきたいッ!!!

iPhone/iPad・Windowsパソコン間のファイルコピーがカンタン! しかも速い!

 j5createの「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」の機能をひととおり使ってみて、いちばん「これは便利」と感じたのが、iPhone/iPad・Windowsパソコン間のファイルコピーだ。iPhone/iPadなどAppleデバイス同士でAriDropを使うような感覚で、iPhone/iPad・Windowsパソコン間で非常に手軽&カンタンにファイルをやりとりできる。

 使いかたはカンタンで、Windowsパソコン側に専用ドライバーをインストールし、iPadやiPhone側には「CrossLink」アプリをインストール。その後にWindowsパソコンとiPadやiPhoneをj5create「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」(本体ケーブル)でUSB接続すればいい。

j5create「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」本体。Windowsパソコン側のコネクターはUSB-C/USB-A(アダプター)で、iPhone/iPadはUSB-Cとなっている。
中央のインターフェースには、どちらをWindowsパソコンにつなぐか、iPhone/iPadにつなぐかが明記されている。
WindowsパソコンとiPhone/iPadをj5create「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」でつなぐ。

 その後はファイルの共有などの操作をする。たとえばiPad上の写真や動画をWindowsパソコンに送りたい場合は、iPad上で送りたい写真などを選んで共有ボタンをタップ。共有先はCrossLink」アプリを選択すると、選んだ写真などがWindowsパソコンにコピーされる。ファイルは、Windowsパソコンのダウンロードフォルダ内に作られたCrossLinkフォルダにコピーされて現れる。

iPad上にある雲の写真を共有機能と同様の操作でWindowsパソコンに送る。
Windowsパソコン上にその写真がコピーされた。
わずかな操作で、iPhone/iPad・Windowsパソコン間にてファイルコピーができる。コピー速度も速い。
スクリーンショットで具体的な手順をご説明。写真や動画をコピーする場合は、まずiPadの写真アプリ上でWindowsパソコンにコピーしたい写真などを選ぶ。
続いてその写真などを「共有」する。共有先はCrossLinkアプリだ。
するとこのような確認表示となるので「共有」をタップする。
すぐに転送(コピー)が始まる。有線接続(USB3.2 Gen1 5Gbps)でのコピーなので速度も速い。
コピーした写真などはWindowsパソコンのダウンロードフォルダ内のCrossLinkフォルダに保存される。

 同様の手順で、iPhone/iPadのファイルアプリで扱える各種ファイルをWindowsパソコンにコピーできる。たくさんのファイルをWindowsパソコンにコピーするのも現実的だ。

 WindowsパソコンからiPadなどへのファイルコピーもだいたい同様の操作となる。Windowsパソコン側でエクスプローラでファイルを選択し、右クリックメニューから「その他のオプションを表示」をクリック。選択肢のなかに「Wormhole CrossLink Share...」が現れるのでそれを選択する。

 するとWindowsパソコンに接続されたiPadが表示されるので「共有」をクリックする。iPadのファイルアプリでCrossLinkフォルダを開けば、Windowsパソコンから送られた写真などを確認できる。

Windowsパソコン内にある猫の写真をiPadにコピーする。
こんな写真。
ほとんど一瞬でWindowsパソコン→iPadへとコピーされた。
スクリーンショットで具体的な手順をご説明。まずWindowsパソコン上・エクスプローラでコピーしたい写真などファイルを選択する。
続いて右クリックで右クリックメニューを表示し、「その他のオプションを表示」をクリック。
選択肢のなかに「Wormhole CrossLink Share...」が現れるので、それをクリック。
確認表示となるので、「共有」をクリック。
するとiPad内(ファイルアプリ)のCrossLinkフォルダー内にWindowsパソコンからの写真などがコピーされる。

 ちなみに、j5create「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」のUSB接続の仕様はUSB3.2 Gen1(5Gbps)。複数枚の写真は数秒で、ファイルサイズの大きな動画も「待たされるほどではないスムーズな速度」でコピーされる。

 といった感じで、j5create「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」を使えば、メールで送るとかクラウドに上げるとかファイル共有サービスを使うといった手間は不要。簡単なファイル共有操作だけで、手軽かつスピーディーにiPhone/iPad・Windowsパソコン間でファイルのコピーができちゃうのダっ!!!

iPad/iPhoneがWindowsパソコンのサブディスプレイになる!

 j5createの「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」を使うと、iPad/iPhoneがWindowsパソコンのサブディスプレイになる。使い方はやはりカンタンで、iPad/iPhoneとWindowsパソコンをj5create「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」(本体ケーブル)でUSB接続し、iPad/iPhone側のCrossLinkアプリで「投影モード」を選べばいい。

 投影モードは、「拡張」(拡張デスクトップ)と「複製」(ミラーリング表示)から選べる。iPad/iPhoneをサブディスプレイとして使うのを終了する場合は、iPad/iPhoneの画面上を指3本で1秒間押せば投影終了メニューが表示される。

今度はiPad/iPhoneをWindowsパソコンのサブディスプレイにしてみよう。
拡張ディスプレイ表示となった。写真はiPad miniだが、より画面サイズの大きなiPadだとさらに実用性が高い。
ミラーリング表示にもできる。
iPhoneをサブディスプレイとして使うこともできる。もちろんiPhone用にもCrossLinkアプリが用意されている。

 この機能を使っていて「あら便利!」と思えたのが、iPad上でWindowsパソコン表示を直接タッチ操作できる点。指でWindowsパソコン表示を操作できるのだ。またApplePencilでも操作可能なので、用途やアプリによってはWindowsパソコンを液晶ペンタブレット的に利用することもできる。

 また、「ホワイトボード機能」も便利だ。これはミラーリング表示と拡張表示に対してマーカーなどで書き込める機能で、書き込んだ状態をワンタッチでスクリーンショット保存することができる。

操作はiPad/iPhone側のCrossLinkアプリから行う。といっても表示モードを選ぶだけ。
サブディスプレイを終了したい場合は、3本指で1秒の長押しをする。
「ホワイトボード機能」の使用例。ミラーリング・拡張された表示に直接書き込むことができ、それをワンクリックでスクリーンショット保存できる。

 といった感じで、j5create「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」を使えば、iPad/iPhoneがWindowsパソコンのサブディスプレイになるうえに、上記のようないくつかの付加機能も利用できる。用途によっては「ソレをしたかった!」という機能があるのではないだろうか。

 iPadとWindowsパソコンをj5create「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」(本体ケーブル)でUSB接続し、iPad側のCrossLinkアプリをちょっと操作するだけ。これだけで「WindowsパソコンのサブディスプレイとしてiPadを使う方法がよくわかんないしメンドくさそー問題」がスコーンと解決されてしまうのだッ!!!

 さらには便利に利用できる追加機能も。iPhone/iPad・Windowsパソコン間でのファイルコピーができるだけで便利なのに、さらに高度なサブディスプレイ機能まで使えちゃうというわけだ。

 ちなみに、画面表示のスピードだが、筆者の手持ちWindowsパソコンで試した範囲では、遅延や遅さなどは感じられなかった。ゲームなどには向かないかもしれないが、一般的なサブディスプレイ利用目的には問題ないと感じられた。

iPad/iPhoneの表示をWindowsパソコンに映せる!

 j5create「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」を使うと、iPad/iPhoneの表示をWindowsパソコンにミラーリングすることもできる。これも手順はカンタンで、iPad/iPhoneとWindowsパソコンをj5create「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」(本体ケーブル)でUSB接続し、iPad/iPhone側のCrossLinkアプリで「ホストに接続」を選べばいい。

こんどはiPad/iPhoneの表示をWindowsパソコン画面にミラーリング。これも操作はiPad/iPhone側のCrossLinkアプリから行う。
iPad/iPhone側の通知などもWindowsパソコン画面上に現れてしまうので、それに対する注意が表示される。「ブロードキャストを開始」をタップすれば、iPad/iPhoneの表示がWindowsパソコン画面に投影される。
投影された。……え? って感じかもしれないが、じつはコレはWindowsパソコン画面のスクリーンショット。iPadの表示がそのまま全画面表示されている状態だ。
iPad側でCrossLinkアプリをバックグラウンドにすると、Windowsパソコン上の画面もそれと同じになる。わー! WindowsパソコンがiPadになっちゃった!!! 表示だけだが。
これはiPad/iPhoneの表示をWindowsパソコンにミラーリングしたときの、Windowsパソコン画面のスクリーンショット。最初は全画面で投影表示される。
投影表示は子画面というかサイズを自由に変えられるウィンドウとしても表示できる。
サイズは用途に応じて変更可能。iPad/iPhoneの表示を見ながらWindowsアプリで作業することもできるし、この子画面をビデオ会議などで共有して使うこともできる。
投影されたiPad/iPhone表示に「ホワイトボード機能」を使って書き込んだり保存したりすることもできる。

 iPad/iPhoneの表示をWindowsパソコンの画面に映せるので、Windowsパソコン側が大画面ならiPad/iPhoneを大きな表示にしてプレゼンテーションなどできるというイメージだ。

 また、Windowsパソコン側に表示されるiPad/iPhoneの画面投影は、全画面表示ももできるし子画面表示にもできる。子画面表示にしつつ、オンライン会議などでそのウィンドウを相手と共有すれば、iPad/iPhone上の資料を容易に相手に見せたりすることができる。

 iPad/iPhone上の写真や動画をWindowsパソコン画面に投影することも、もちろんできる。これもまた子画面としての投影が可能だ。なので、アイデア次第で幅広く活用できる機能となるだろう。

Windowsパソコン用のUSB-C/USB-Aハブとしても機能する

 それから、これはWindowsパソコンのみで使える機能となるが、j5create「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」はUSBハブとしても使える。ポートは、USB3.1 Gen1(5Gbps) Type-Ax1と、USB3.1 Gen1(5Gbps) Type-Cx1となる。

j5create「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」中央にあるインターフェース部分は、USBハブ機能も備えている。

 といった感じでいろいろな用途に使えるj5create「JCH422 iPad/iPhone to Windows PC クロスリンクハブ」───iPhone/iPad・Windowsパソコン間でファイルコピーする、iPad/iPhoneをWindowsパソコンのサブディスプレイにする、Windowsパソコン画面にiPad/iPhoneの表示を投影する、そしてWindowsパソコン用のUSBハブにもなる。いろいろな機能を実現する非常に便利なアイテムなので、興味があればぜひジックリとチェックしてみてほしいッ!!!