知っておきたいケータイカメラ最新機能
「顔認識」で写真を撮ってみる
ついに1000万画素にまで達したケータイのカメラ機能は、高画素化だけではなく、きれいな写真を手軽に撮影できるような機能が搭載されつつある。
今回紹介する「顔認識」と呼ばれる機能は、被写体の中から人の顔を見つけ、フォーカスを当てたり、自動的にシャッターを切ったりするような機能だ。
「顔認識」とは、カメラで捉えた風景の中から人の顔を見つけ出す、という機能のこと。携帯電話のカメラ機能では、ロック解除の手段として使われることもある。かつては「ポートレート写真をメールで送信すると、顔を判定して加工する」といったサービスが提供されるなど、サーバー上で動作するものだったが、現在ではデジタルカメラや携帯電話にも搭載されるようになった。
携帯電話では、顔を見つけて自動的にフォーカスを当てる「顔認識オートフォーカス」が代表的な機能。最近では、最大5人など、複数の顔を同時にフォーカスできる機能や、笑顔を検知してフォーカスしたりシャッターを切ったり、顔を認識して明るさを調整したりする機能もある。デジタルカメラで一足先に搭載されてきた機能だが、最近では携帯電話でも一般的になりつつあり、ハイエンド機種を中心に用意されている。特に顔認識機能はほとんどの機種で用意されている一方、さらに一歩進めた「笑顔認識でシャッターを切る」「複数の顔認識」といった機能は、以下の機種で利用できる。友人・知人と遊ぶ際には、さっとケータイを取り出して、気軽にスナップを撮ってみよう。
「SH-07A」で顔認識をONにしながら撮影 | 「AF」キーを押し、ピントがあったところでシャッターを切る。リンク先は1944×2592ピクセル、約1.33MB |
今度は笑顔認識をON。表情がないためか、ちょっとピントがあっていない | 「笑って」と声をかけ、表情が変わると自動的にシャッターが切れた。リンク先は1944×2592ピクセル、約1.08MB |
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2009/10/16 19:58