知っておきたいケータイカメラ最新機能
被写体が動いてもフォーカスを
高画素化・多機能化が進む携帯電話のカメラには、知っておくと便利な機能が数多く搭載されている。「手軽にきれいな写真」を撮るには、知っておいて損はない。
スポーツしている人や、はしゃぎまわる子供、素早く走るペットなど、カメラで撮りたいモノの1つは“動き回る被写体”だろう。一眼レフカメラのように、シャッターの速度などを手動で設定できるのであれば、問題なく撮影できるかもしれないが、パっと思いついたときに撮れるのがケータイの良さ。そんなときに使いたいのが“被写体を自動的に追いかけながら焦点(フォーカス)を当て続ける”という機能だ。
この機能は、「トラッキングフォーカス」「追っかけフォーカス」「チェイスフォーカス」「ついてくフォーカス」など、メーカーによって異なる名称になっていることがある。一般的に浸透している名称ではないが、「被写体自動追尾」「自動追尾フォーカス」といった総称になることが多いようだ。
“撮りたい被写体”をきちんと認識できることから実現した機能であり、最近の携帯電話だからこそ搭載されてきた機能だ。オートフォーカスを継続する“コンティニュアスAF”も使うことで、より一層、被写体をキレイに撮影できるようになっている。機種によっては、手動でON/OFFを切り替えるものもあり、撮りたいシーンを逃さないよう、ON/OFFボタンを覚えておくのがいいかもしれない。
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SH-07Aでの撮影。画面右下に「チェイスフォーカス」のアイコンが表示され、焦点を示す枠は青みがかった緑色に | SH-07Aでの作例。リンク先は1944×2592ピクセル、1.65MB |
F-02Bでの撮影画面。側面の上キーを押せばトラッキングフォーカスがONになる | F-02Bでの作例。リンク先は2448×3264ピクセル、4.92MB、一部加工。 |
2009/11/25 11:00