知っておきたいケータイカメラ最新機能
暗くてもケータイでキレイに撮影するには
1200万画素カメラまで搭載するようになったケータイのカメラ機能だが、高画素化の一方で、「きれいな写真を手軽に撮影できる」ような機能も搭載されている。
ケータイのカメラでよく撮影する被写体としては、食べ物や風景などが挙げられる。特に、友人たちと一緒に夜ご飯を食べるときや、街を歩いていて美しく輝くイルミネーション見つけたとき、ケータイを取り出したことがある人は多いだろう。
暗がりでは、うまく撮れないと思いがちだが、そんなシーンで活躍する機能の1つが「高感度撮影」だ。最近のケータイでは、最大ISO1600相当、ISO12800相当で撮影できる機種もある。「ISO」とは、国際標準化機構という組織のことだが、カメラ関連では、ISOで標準化された写真フィルムの規格「ISO感度」と意味することがほとんど。ISO100、ISO400と数値が大きいほど、より暗い場所で撮影できる。
最近の携帯電話では、1000万画素カメラ搭載のNTTドコモ「SH-07A」で最大ISO3200相当(最大解像度より小さいフルHDサイズでISO12800相当)、「F-09A」で最大ISO3200相当、という高感度撮影ができる。また、auの2009年秋~2010年春モデルの中では「EXILIMケータイ CA003」や「AQUOS SHOT SH003」などでISO感度を設定して撮影できる。ただし、ISO感度を増した状態では、撮影できる写真のサイズがやや小さくなることもあるし、ノイズが増えてしまうこともある。ISO12800での撮影は、相当暗い場所でなければ「写真が粗い」と感じるかもしれない。オート高感度機能なども駆使すれば、その場その場でスマートかつ美しく撮影できるだろう。
SH-07Aでの撮影サンプル |
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2009/10/29 11:09