写真で見る「MEDIAS N-04C」

薄さ7.7mmの日本流スマートフォン


 NECカシオ初のAndroidスマートフォン「MEDIAS(メディアス) N-04C」は、おサイフケータイやワンセグ、赤外線通信など、日本独特の機能を備えつつ、薄さ7.7mmと、驚異的なサイズに仕上げられた。

 かつてNECが手がけたドコモ向け薄型ケータイ「μシリーズ」は、その後もフィーチャーフォンで脈々と受け継がれ、今回、スマートフォンとして新たな姿を見せた。昨年11月にAndroidスマートフォンを投入すると宣言したNECカシオは、その発表当時、日本市場向けスマートフォンが2011年度上期になるとしていたが、今回、3月中にも「MEDIAS」が発売されるということはそのスケジュールが前倒しされたことになり、NECカシオの意欲も見てとれる製品と言える。

 今回は、外観や主な機能を写真中心でお届けする。ただし、おサイフケータイもさることながら、薄さ7.7mmのボディを支えるためにしっかりと剛性を持たせたボディ構造、スピーディな写真撮影、液晶画面を傷つけにくくするの「Gorilla Glass」(ゴリラグラス)など、写真では伝わりにくい、日々の利用で実感できる仕様もMEDIASの魅力だ。

外観

 

ホーム画面とメインメニュー

デフォルトのホーム画面デフォルトでホーム画面の左隣にある画面
一番左にある画面デフォルトでホーム画面の右隣にある画面
一番右にある画面メインメニューは縦スクロール

 

特徴的な機能、文字入力

連絡帳アプリ。アドレス帳データの例。友達のやり取りした履歴などが確認できる。SNSの更新状況もサポート
連絡帳アプリでメニューボタンを押すと赤外線受信を選択できるブラウザで本誌を見たところ
画面上部のバッテリーアイコン付近に指を置いて下にドラッグすると表示される画面。一番左のアイコンに触れると「タップサーチ」を選べるブラウザを起動した状態でタップサーチも起動。Webページ上のテキストに触れると、その単語を認識して検索できる
認識させたところオフィス文書対応のアプリ「Quickoffice」
プリセットされる「ATOK」のメニュー「ATOK」ソフトウェアキーボードのメニュー
ATOKでの入力方式選択フリック入力に対応
QWERTYキーワンセグのチャンネルスキャン画面
縦画面で見たところ横画面で見たところ

 

写真撮影

 サンプル写真。リンク先は2560×1920ピクセル、1.66MB


(関口 聖)

2011/2/24 13:00