「Xperia arc」グローバルモデル ファーストインプレッション
薄さ8.7mmでAndroid 2.3を搭載した新しいXperia
ソニー・エリクソンがグローバルモデルとして発表した「Xperia arc」は、Android 2.3を搭載し、8.7mmという薄型のボディを実現したスマートフォン。弧を描く本体デザインも特徴になっている。
米国で1月6日に開催された「2011 INTERNATIONAL CES」にて公開された、Xperia arcのグローバルモデルに触れる機会を得たので、写真を中心にレポートする。
日本で発売されたXperiaと比較すると、薄さ、軽さが印象的。やや大きくなった画面はマルチタッチ対応で、Android 2.3を搭載するソフトウェアの動作は開発中の端末でも十分に軽快だ。キーボードなどの入力時には、画面が振動するフィードバック機能が搭載されている。振動は一般的なものと異なり、強すぎず、フィードバックを得ながら小気味よく入力できる。
ボディの背面にはグラデーションのある塗装が施されており、Xperiaとは異なるイメージのアプローチ。弧を描く側面のメッキパーツは途切れることなく全周に及んでおり、デザイン面ですっきりとした印象に仕上がっている。
microUSB端子はカバーの無いタイプで、右側面に移動。右側面にはボリュームキーとカメラのシャッターボタンも用意されている。上面には電源ボタン、カバー付きのHDMI端子が配される。3.5mmのヘッドホンジャックは左側面。下面にはマイク、ストラップホールがある。背面には、セカンドマイク、カメラ、フォトライト、スピーカーが配置されている。前面の液晶下部には、バック、ホーム、メニューの3つのキーが用意されているが、Xperiaとは配置が逆になっている。
なお、撮影したXperia arcは本体・ソフトウェアともに開発中の端末。海外市場向け端末のため、同社から投入が表明されている日本市場向けモデルとは内容が異なる場合がある。日本語表示についても、Androidに標準で搭載されている日本語表示を選択しているのみで、日本市場向けモデルの表示とはフォント・表示内容ともに異なる場合がある。
■静止画撮影サンプル リンク先は無加工
Xperia | Xperia arc(※端末は開発中) |
Xperia、暗所での撮影 | Xperia arc、暗所での撮影。XperiaよりもISO感度が高く、シャッター速度が速い。結果としてXperiaより見やすい絵になっている(※端末は開発中) |
2011/2/1 19:00