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ドコモ、Xperia A SO-04EをAndroid 4.2に更新

 NTTドコモは、ソニーモバイル製のAndroidスマートフォン「Xperia A(エクスペリア エース) SO-04E」向けにOSをAndroid 4.2にバージョンアップするソフトウェア更新の提供を開始した。

 今回のAndroid 4.2への更新により、ロック画面からカメラやウィジェットが起動できるようになるほか、Xperiaならではの機能が多数追加される。

 ホーム画面のステータスバーおよびナビゲーションバーの透過機能、文字入力時のデコメ変換予測、アルバムからのSDカードコピーのほか、Bluetoothでのテザリングにも対応した。任意のアプリを起動しながらタイマーや計算機などを小画面で表示できる「スモールアプリ」ではアプリトレイが追加され、ウィジェットの設定も可能になった。

 また、NOTTVの録画予約やPlayStation 3専用ワイヤレスコントローラ(DUALSHOCK 3)の接続にも対応。

 さらに、ムービーアプリの機能も向上した。アプリトップ画面に映像配信サービス「Video Unlimited(ビデオアンリミテッド)」のコンテンツが表示され、ムービーアプリから直接、話題の映画やドラマにアクセスして手軽に視聴が楽しめるようになった。

 これらの機能追加だけでなく、ブラウザからの画像ダウンロードに失敗する不具合も改善される。

 アップデートのファイルサイズは194MBで、更新にかかる時間は約35分。アップデート後のビルド番号は「10.3.1.B.0.224」になる。更新はドコモ契約のあるminiUIMカードの入った端末本体で行い、パソコンによる更新方法は用意されていない。

 なお、Android 4.1からAndroid 4.2へのアップデート後、spモードメールアプリのアップデートを忘れた場合、無線LAN(Wi-Fi)接続状態では、メールの送受信ができなくなる場合がある。

川崎 絵美