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画像認識型の検索アプリ「InfoScouter」、検索窓の認識機能

 ニフティは、カメラで写した文字や画像を認識して検索できるスマートフォン向けアプリ「InfoScouter(インフォスカウター)」に新機能「検索窓認識機能」を追加した。広告などで示される“検索ウィンドウ”を認識して検索できる。

 「InfoScouter」は、スマートフォンのカメラで捉えた対象から文字などを認識して、検索できるアプリ。Android 4.0以上の端末で利用できる。文字認識機能のほか、バーコードを読み取って、商品情報を検索し、複数の通販サイトの価格を比較、購入できる機能や、QRコード読取機能が利用できるようになっていた。

 今回は、新たな機能として、広告などで表示される“検索ウィンドウ”をかたどったデザインを認識できるようになった。こうした検索ウィンドウ風のデザインは、電車の中吊りポスター、商品のパンフレットの片隅などに配置され、具体的なキーワードとあわせて表現することで、Webでの検索を呼び掛ける内容になっていることが多い。「InfoScouter」では、そうした検索ウィンドウ部分を認識して、画面上で捉えた“虫眼鏡”、あるいは“検索”と書かれたボタン風のデザインをタップすると、その検索ウィンドウ内に記されているキーワードですぐ検索する。

 今回の新機能では、富士通研究所、富士通研究開発中心有限公司が開発した技術が用いられている。

関口 聖