ソフトバンク、X06HT/X06HTII向け緊急地震速報の提供を中止


 ソフトバンクモバイルは、「X06HT」「X06HTII」向けに、緊急地震速報の受信機能をソフトウェア更新で追加する予定だったが、これを中止すると発表した。

 同社は東日本大震災を受け、2011年4月18日に緊急地震速報への対応を改めて表明。それまで1機種だった対応機種を順次拡大していく方針を明らかにした。その中では、発売済みの一部スマートフォンについてもソフトウェア更新で対応可能とし、7機種について緊急地震速報の受信機能を追加すると発表していた。この7機種のうち、現在までに「DELL Streak 001DL」「GALAPAGOS 003SH」「GALAPAGOS 005SH」「HTC Desire HD 001HT」「Libero 003Z」の5機種について緊急地震速報がソフトウェア更新で提供されている。

 ソフトバンクでは、「X06HT」「X06HTII」向けの緊急地震速報の提供を中止した理由について、「HTCと協議を進めていたが、ソフトウェア更新の準備が整わなかったため」としている。

 なお、ソフトバンクが現在までに発売した携帯電話・スマートフォンで緊急地震速報に対応しているのは、合計で31機種(iPhone 2機種を含む)となっている。


X06HTII

 




(太田 亮三)

2012/6/4 15:31