ホンダ、“純正ナビ”をスマートフォンアプリで提供
本田技研工業は、同社の自動車のオーナー向け会員サービス「インターナビ・リンク」のスマートフォン向けアプリ「インターナビ・ポケット」の配信を開始した。利用料は年額3000円、VICS対応版が年額3700円で、iPhone向けにApp Storeで配信が開始されている。7月31日までは、1カ月間の利用が無料になるキャンペーンが実施される。Android版は夏に配信される予定。
今回提供が開始されたiPhone向けアプリ「インターナビ・ポケット」は、音声案内やオートリルートに対応する、“ホンダ純正”を謳うナビゲーションアプリ。インターナビシステムで採用する、精度の高い交通情報を基にしたルート検索などが可能になっている。
アプリの対応OSは、iOS 4.0~、端末はiPhone 4、iPhone 4Sが対応する。
また、5月24日に発売される、車載用ディスプレイコンポ「WX-135CP」(6万9000円)とiPhoneを接続すれば、「インターナビ・ポケット」の画面を表示してルート誘導ができるカーナビとして利用できる。「WX-135CP」は6.1インチディスプレイを搭載したデュアルサイズのコンポで、本体にナビ機能は搭載されておらず、ワンセグやハンズフリー通話に対応するオーディオシステムになっている。なお、「WX-135CP」を購入したユーザーは、アプリ「インターナビ・ポケット」を3年間無料で利用できる。「WX-135CP」は、Android端末との接続には対応しない。
iPhone向けアプリ「インターナビ・ポケット」 | iPhoneと接続した「WX-135CP」のナビ表示イメージ |
※初出時、車載用ディスプレイコンポの型番を誤って掲載していました。正しくは「WX-135CP」です。お詫びして訂正させていただきます。
2012/5/24 16:13