KDDI、ARアプリを探せる「SATCH VIEWER」公開
「SATCH(サッチ)」のアイコン |
KDDIは、Android向けアプリ「SATCH VIEWER」を3月3日より無料公開する。リリース時点では、AR(Augmented Reality、拡張現実感)対応アプリおよびコンテンツを探すためのポータル的な機能が提供される。今後、ARコンテンツ作成機能などが追加される予定。iPhone版アプリも4月以降リリースする。
KDDIではAR対応製品を「SATCH(サッチ)」というブランド名で展開。2011年12月にはSDK(ソフトウェア開発キット)を無償で公開し、幅広い分野から開発者・クリエイターを求めていた。
SATCH VIEWERでは、これらSDKで開発されたAR対応アプリおよびコンテンツを具体的に紹介。一般ユーザーでも気軽にARコンテンツを見つけることができる。対応OSはAndroid 2.2以降。Android Marketからダウンロードできる。
5月には機能追加も予定。スマートフォン上でARコンテンツを作成できる簡易ARオーサリング機能「デコAR(仮称)」、QRコードやバーコードをベースとしたARコンテンツ再生機能「SATCH Player(仮称)」が利用できるようになる。
なお、3月15日以降、第14回東京ガールズコレクションとの連動コンテンツを提供。会場配布のパンフレットに掲載された洋服の画像をSATCH VIEWERで写すと、モデルが画面上に出現し、さらにその商品の通販購入ページへ遷移できるという仕組みが盛り込まれる。3月10日からはブラウザゲーム「電脳コイル 放課後探偵局」および雑誌「アニメージュ」との連動で、ゲーム内アイテムが取得できる。
2012/3/2 17:31