六本木に「GALAXY X'MAS CAFE」、サムスン最新5機種を展示


六本木ヒルズ2FのGALAXY X'MAS CAFE

 サムスン電子は、東京・六本木ヒルズに「GALAXY X'MAS CAFE」をオープンした。25日までの期間限定で、営業時間は11時~23時(タッチ&トライは12時~22時)。

 「GALAXY X'MAS CAFE」は、サムスンのGALAXYシリーズを展示して、実機に触れられるスペースを用意しつつ、飲食も楽しめるスペース。サムスンのGALAXY CAFEとは3回目となる。今回は、アールティ社が開発し、頭部がGALAXY Tab 10.1 LTEというロボット「HUGちゃん」が展示されている。このHUGちゃんは、操作系が全てタブレットで処理されているAndroidロボット。開発元のアールティでは、タブレットのCPUは1990年初頭のスーパーコンピューターに匹敵する性能、として滑らかな動作ができると紹介。来場者は、店内のHUGちゃん展示スペースで、実際に操作して抱きしめる(ハグする)ことができる。

 店内には、最新のGALAXYシリーズとして、GALAXY NEXUS、GALAXY S II LTE、GALAXY Tab 10.1 LTE、GALAXY Tab 7.0 Plus、GALAXY S IIが展示され、実際に操作できるようになっている。

サムスンの呉氏

 5日の関係者向けイベントでは、サムスンテレコムジャパン 端末営業部 部長の呉昌珉(オウ チャンミン)氏が挨拶し、「今年はさまざまなニュースがあったが、個人的にはモトローラが携帯ビジネスを手放したことに驚いた。また、サムスンの人間としては、今年7~9月のグローバルの販売数において、サムスンがナンバーワンになった(ことも大きなニュース)。6月に発売したGALAXY S IIは、初日に6万2000台販売した。サムスンでは世界中で新機種をリリースしているが、初日の販売数が6万台を超えたのは当社にとって記録的なこと。またNTTドコモの中でも記録だったと聞いた。この5機種に加えて、来年もっと良いものを出して、ユーザーを満足させたい」と好調ぶりを紹介する。

 さらに、サムスンでは2010年にグローバルで2億8000万台の携帯電話を販売し、今年は3億台の販売を超える見込みと述べる。ハイエンドモデルでは約800個、アフリカなどエマージングマーケット向けのローエンドモデルでは約150個、タブレットでは1000個を超えるなど、多数の部品が必要になると紹介し、こうした多数の販売を行うためには、部品調達~生産、提供まで高度なオペレーションが必要であり、かつて1億台を達する際には会社組織としても一段のレベルアップが必要だったと述懐した。

 イベントの終盤には、今夏行われた「GALAXY SII」の宇宙打ち上げイベントに楽曲を提供した、GALAXY MUSICANSが登壇。□□□(クチロロ)の三浦康嗣、コトリンゴ、坂本美雨、環ROY、五味岳久といった面々が揃って、オリジナルアレンジのクリスマスソング2曲を披露した。

 




(関口 聖)

2011/12/5 20:42