ドコモの「Xperia arc」、パソコン更新の提供に遅れ
NTTドコモは、ソニー・エリクソン製スマートフォン「Xperia arc」のバージョンアップのうち、7月6日18時以降に提供予定だったパソコン経由でのアップデート手段について、システムトラブルが発生したため、提供が遅れていることを明らかにした。開始の目処は立っていない。
同社では、7月6日18時より「Xperia arc」のバージョンアップを案内。日本語入力の「POBox」のバージョンアップなどが含まれ、「Xperia arc」単体での更新、パソコン経由での更新のほか、7月7日からドコモショップ店頭のパソコンによる更新と、3つのアップデート手段を用意していた。
このうち、「Xperia arc」単体での更新は可能となっているが、パソコン経由での更新は行えない状況となっている。ドコモでは「ソニー・エリクソンの、パソコン経由での更新用システムにトラブルがあったため」と説明。詳細は調査中ながら、「Xperia arc」単体更新用のファイルと、パソコンでの更新用ファイルは同じもので、パソコン向け配信ではダウンロードできない事象が確認された。6日18時時点で、復旧の目処は立っておらず、ドコモショップ店頭のパソコンによる更新も利用できない。
単体での更新は可能だが、3G通信でのアップデートでは、パケット通信料が発生する。
【更新 2011/7/7 19:55】
NTTドコモは、今回の事象が19時30分頃に解消し、パソコンでの更新が可能になったことを明らかにした。
2011/7/7 18:21