5メガカメラ搭載で防水・防塵の「簡単ケータイ K010」


ホワイト

 「簡単ケータイ K010」は、515万画素カメラを搭載し、シニア層向けの使いやすさを追求した京セラ製のCDMA 1X WIN端末。6月上旬以降に発売予定で、端末価格は3万円台前半になる見込み。

 KDDIのシニア層向け「簡単ケータイ」シリーズの最新モデル。シリーズ最高クラスとなる515万画素カメラを搭載しているのが特徴。IXP5/7の防水性能とIP5Xの防塵性能も持つ。液晶画面の下部には3つのワンタッチキーが用意されており、よくかける相手やよく使う機能を登録できる。

 歩数計機能があり、健康管理アプリや待受Flashと連動するほか、1日に1回、最初に歩数計が作動すると、指定したメールアドレスに前日の歩数を送信する「毎日歩数通知」機能が用意されており、見守り機能として利用できる。

 カメラは515万画素のCMOSカメラで、シャッターを押すとすぐに撮影できる「いつでもオートフォーカス」機能をサポート。撮影や赤外線通信で入手した写真を自動的に待受画面に設定する「自動で壁紙」機能が用意されているほか、待受画面上でスライドショーのように画像を切り替えることもできる。

 画面の表示や着信音、受話音、通知LED、バイブ、ストラップホールなどを大きくデザインすることで「10でか機能」を謳っている。メインディスプレイは3インチのワイドQVGA液晶。サブディスプレイとしては、バックライトなしでも常に時刻などを確認できるモノクロ表示の1.4インチ液晶を搭載。キー類も操作しやすい大きくシンプルなものを採用していて、一部のキーは操作が必要なときに画面上の表示と同じ色で光るようになっている。音声面でも、高音域を聞き取りやすくしたり、相手の声の速度を落としたり、周囲のノイズをカットする機能も搭載している。

 このほか、メール作成時の「ワンタッチ絵文字」機能や、音声読み上げ、音声認識、「自動でライト」かんたんカメラ設定といった機能が用意されている。電源スイッチは、スライド式を採用している。日本語入力システムにはiWnnを採用する。

 CPUはクアルコムのQSC6075、プラットフォームはKCP。3軸センサーを搭載する。最大32GBまでのmicroSDHCカードを利用でき、内蔵メモリの容量は約100MB。ワンセグやおサイフケータイ、Bluetooth、無線LAN、グローバルパスポート、WIN HIGH SPEEDといった機能には対応しない。

 大きさは約50×109×16.7(最厚部21.0)mmで、重さは約126g。連続待受時間は約290時間、連続通話時間は約230分。ボディカラーはホワイト、ピンク、ゴールドの3色。

ピンクゴールド

 




(白根 雅彦/太田 亮三)

2011/5/17 11:20