ソフトバンク、下り最大42Mbpsの「ULTRA SPEED」を25日開始


 ソフトバンクモバイルは、DC-HSDPA/HSPA+方式に対応し、下り最大42Mbpsを実現する高速データ通信サービス「ULTRA SPEED」を2月25日からスタートする。

 「ULTRA SPEED」は、下り最大21Mbps(理論値)のHSPA+方式を二重化することで、下り最大42Mbpsを実現するDC-HSDPA方式に対応したデータ通信サービス。法人向けUSBデータ通信端末「004Z」が2月25日に発売され、これに伴いサービスが開始される。

 「ULTRA SPEED」は、ソフトバンクの通信網を使ってサービス展開される。サービス開始時点でDC-HSDPA方式に対応するエリアは、「都内の一部地域」(ソフトバンク広報)としており、現時点でサービスエリアマップなどは公開されていない。通信エリア外では、下り最大14.4Mbpsの「3Gハイスピード」に接続される。サービス開始当初の人工カバー率は約12%、2011年6月までに約60%まで拡大するとしている。

 料金プランは、二段階定額制料金プラン「法人データ通信プラン(ULTRA SPEED)」と定額制の「法人データ通信プランフラット(ULTRA SPEED)」が用意される。

 「法人データ通信プラン(ULTRA SPEED)」は、約19MB(約15万6000パケット)が月額1000円で、以降通信料金は従量課金となり、約23MBを上限に月額5980円の定額となる。2年契約しない場合は月額1000円~7770円だが、2012年6月30日まではキャンペーン価格が適用され、2年契約のユーザーは月額1000円~月額4935円となる。

 「法人データ通信プランフラット(ULTRA SPEED)」は2年契約を条件に、月額5580円で利用できる定額通信プランとなる。2年契約を適用しない場合、月額利用料は7560円となる。

 



(津田 啓夢)

2011/2/23 17:13