シャープ「GALAPAGOS」発売、購入申込書をコンビニでも配布


シャープ ネットワークサービス事業推進本部 副本部長の新井優司氏

 シャープは、電子書籍などを閲覧できるメディアタブレット「GALAPAGOS」の販売でコンビニエンスストア各社と提携、コンビニ店頭で取次サービスを開始した。

 サークルK・サンクス(6256店舗)、スリーエフ(682店舗)、ファミリーマート(8015店舗)、ローソン(8805店舗)の合計2万2758店舗の店頭にGALAPAGOSの購入申込書が置かれ、購入希望者は必要事項を記入し、ポストに投函することで注文できる。

 取次サービス開始にあたり、都内のコンビニ数店舗では実機を展示して、GALAPAGOSのデモが行われた。ファミリーマート サンシャイン南店にはシャープ ネットワークサービス事業推進本部 副本部長の新井優司氏が登場。

 同氏は「書籍というのはシンプルで、いろんなところで読まれるもの。その点、店舗数も多く、時間的な制約が無いコンビニは大きな力を持っている」と、コンビニでの取次サービスを開始した意図を説明。

 12月3日から予約受付を開始し、10日から順次ユーザーのもとに送付されているGALAPAGOS。同氏は「手応えを感じている。ネットで申し込みされている方が多く、やはり電子書籍に対する関心が非常に高い。うれしい悲鳴という反面、一般の方々に告知しきれているかというと、まだまだ。年末商戦に向けて力を入れていきたい」と語り、同社としては新たなチャレンジとなる、メーカー直販という販売手法を採用したGALAPAGOSの船出を見守った。

購入申込書はFamiポートの上に設置されていた10日のみとなるが、都内の一部店舗の店頭で実機によるデモが行われている


(湯野 康隆)

2010/12/10 12:04